FAIクラブの終戦記念日

2008/11/9() 午後 8:40

 

 本日、FAIクラブのホームページをみましたら、11月の例会について林知之さんのコメントがありました。

 

 『 ◇経験したことがないほどの乱高下に対して見通しが立てられないという声が多かったのですが、大部分は目先は底打ちでも再び下げる局面があるという意見でした。しかし強気のメンバーもいるなど相場観はかなりばらばらな状態で、きっぱり弱気のメンバーもいました。

◇相場が大きく下げたことを受け、買い銘柄の見直しを行いました。前述した通り見通しが二分する中、形が崩れた銘柄を中心に大幅に除外しました。これからの動きを見て、FAI投資法の基本である長期のトレンドに注目しながら選定作業を行っていきます。

◇ほんとうに荒っぽい動きです。短期で値幅が動くので、そういう動きを想定したやり方をしている人にはチャンスですが、備えがない場合は無理な建玉をしないように注意してください。』(2008/11/08 林知之)

 

うーん、なにを言ってるのかよくわからない・・・・

 しかし、これじゃぁ 救いがねぇなー。

FAIの買い選定を信頼して買い玉をもって、世紀の大暴落に遭遇したFAI実践者の立つ瀬がないというものでしょう。

 

 『先行きどうなるか、FAIクラブとしては まったくわかりませんが、大きく下げてしまった買い銘柄は取り合えず、すべて除外するので、後は皆さん独自の判断で勝手にしてください。』

と言っているに等しいじゃないですか。

 

 FAIクラブは都合が悪くなると買い銘柄をまとめて除外しますが、

その時はもはや手遅れ。投げたら大損でどうしようもありません。

いったい何を根拠に買い選定をしたのでしょうか?

ひよっとしたらFAIクラブのメンバーはズブシロの集まりじゃないですか?

 月足グラフとFAI30項目のルールをしっかり見ているのですか。」

と言いたくなります。

 

ただ、FAIクラブのホームページの掲示板廃止だけは絶妙のタイミングであったことは、間違いないでしょう。

 

 平成20年11月8日はFAIクラブの終戦記念日になったようです。

 

 

ブラック・オクトーバー

2008/11/8() 午前 11:55

 

 10月は225が24%という過去最大の下落率。『ブラック・オクトーバー』と呼ぶ人も出てきました。

たしかに10月は強烈な下げでしたね。90年代のバブル崩壊後10年の大下げ相場をたった1ヶ月で実現してしまったのですから、破壊力は強烈です。

 

 相場がよくわからない政治家や評論家が、「225の下落率がNYより大きいのはおかしい。先物取引とカラ売りを禁止すべきだ」などとバカなことをほざいております。いつか見た光景ですね。

 

しかし、225先物が外人中心に買い進まれ、225採用銘柄も割高に買われていたことをこういう馬鹿者たちは見落としているのです。

 

カラ売りを規制すれば買戻しが入らず、現在のNYのように大下げ、大上げを繰り返す、一方通行の危険な相場になってしまいます。

 225先物と225採用銘柄はNYに追随して乱高下し、ストップ高、ストップ安を繰り返しています。

 14日はSQ、12月末決算のファンドの45日期日ですから、今週も乱高下相場が続きそうです。

 

ただ、100円以下の有配低位株はNYダウや225が700ポイント上下しても1〜5円程度しか動かない無風状態が続いています。

 相場が落ち着けば意外高があるかもしれません。

 

 

株価の価格革命

2008/10/24() 午前 8:31

 

今回の強烈な暴落によって短期間に優良株のプレミアムが剥落し、一般株とのサヤが縮小する現象が起きています。

 

 解約に伴うファンドの投売り、225裁定解消売りとかいろいろな要因はあるでしょうが、いわゆるボロ株と昨日までの優良株が価格的に肩を並べている不思議な光景が示現しています。

 

 玉石混淆の中から割安と思われる元優良株を買っておけば長期的には利益になるでしょう。

ただ、それがいつになるかはわかりませんが・・・

 

 さらに上場来安値をつける銘柄も続出。株価の価格革命が起きたようです。

 前回の底である2002年の年末の好配当利回り銘柄は3%程度でしたが、現在は6%以上です。

 市場は景気後退確実で減配、無配転落の確度が高いと見ているのでしょう。

 

 倒産銘柄と死に体銘柄の価格差もたった6円に縮小(井上工業は2円、サクラダは8円)

 

セーフティーネットとしてある程度機能するといわれていた BPS、配当利回り など木っ端微塵。

 唯一機能するのは、絶対最低価格 1円という恐るべき状況です。

 

こうなってくると、低位株投資のFAIは比較的損失リスクが小さいといえるでしょう。

 

FAIでなくても渡辺幹夫さんが提唱していた好配当利回り低位株を買って、配当金を受け取りながら値上がりを待つ方法もあります。

どちらの方法を実行しても壊滅的打撃を被ることはないでしょう。

 

 今、現金を持っている人は「株を買って金持ちになる絶好のチャンス」と考えるか、「世界恐慌必至」とみて、それまで現金のまま維持するかの曲がり角にさしかかっています。

 

 

落ち着きつつある?

2008/10/21() 午後 7:36

 

恐慌状態に陥っていた米国の相場は徐々に落ち着きつつあるようです。

 

 長期的には下げ相場継続でしょうが、

 今週、単純平均が新安値をつけなければ

”反発局面入り”かもしれません。

 

ただ、そうなっても低位株の値動きは まだまだ鈍そうです。

 

 今週末、息抜きに札幌まで旅行に行ってきます。

 花畑牧場の生キャラメルでも食べてこようかな。

 

 帰ってきたら月足グラフの更新。

 10月足は強烈な長大陰線が多いでしょうから、あまり書きたくない(笑)

 

 

こんなの初めて

2008/10/14() 午後 4:51

 

本日の225は史上最高の14.2% 1171円の大暴騰。

 先週一週間で3000円下げた後とはいえ 凄い値動き。

 

 28年間、株やってますが、こんな強烈な値動きは初めてです。

 225先物で値動きが増幅されているのではないでしょうか。

しかも、225は連日大きく夜離れして、上下に振られますから、参加者はたまりません。

 大きく儲けている人がいる一方で、大損している人も多そうです。ファンドの外人さんも辛そうですね。

 相場的反射神経に自信があっても、ちょっとした蹉跌で破滅の危機に瀕する相場つき。

 

 「嵐の海では泳がない」

と林輝太郎先生の本にありましたが、こんなときは、しみじみ「有難いお言葉であるなぁ。」と感じます。

 

 低位株についていえば、買い始めてもいいかなーと思っています。

 

 

恐慌状態

2008/10/10() 午前 8:09

 

もうそろそろ反発すんだろー。

とNYをみると−675ドルの暴落!

 一発で眠気が覚めました。7%超の大下げ。

 大引け間際に急落するパニック的な下げで、先日の東京市場と同じですね。

 

ポールソンが公的資金を注入すると言っても、

 協調利下げをしても、恐怖感が支配する市場では誰も耳を貸さない。

 困ったものですなー。

 

 世界中の株が下がっていますから、多くのお金が吹っ飛んでいます。

 問題は実体経済がどれくらい傷むかですが、時間がたってみないとわからない。

こうなりますと、行き着く所までいかないと止まらないですね。

なかなか、今の状態で株を買うのは勇気がいります。

 

 

実行する投資法はFAIひとつ

2008/10/8() 午前 4:44

 

 経験もあり目のつけどころも良いのにも儲からない。

その原因は“落ち着きがない”ことである。

 

 仕掛けも逃げ方も知っているのに、実際に手がけるとちぐはぐな売買になってしまい、

 取れるところが取れず、僅かな失敗が大きな損になってしまう。

 

FAI投資法をやっているのに、有利そうな投資対象があれば、それに目を奪われ手を出してしまう。

 

FAI投資法を実行しているのならFAIを専門にして、自分の建玉の維持と

手仕舞うタイミングだけを考えていなければならない。

 

そして、仕掛けるチャンスでないとき=下げ相場は何もしないで休む。

 休んでいる間は月足グラフを更新しながらチャンスを待つのだ。

 

FAIがあまり儲からないからと、サヤ取りや商品取引等を行なっていたら、

 大切にすべき専門のやり方=FAIの進退のタイミングを見失ってしまう。

 

 二兎を追えば、徐々に相場感覚が狂って結果的に大きな損失を出すことになるのである。

 (自分のことを書きました)

 

 

『ブラックマンデー・パート2』

2008/9/30() 午後 4:22

 

いやー、凄い下げでしたねー。777ドル安。

 『ブラックマンデー・パート2』って感じかな。

 

 有力金融機関がバタバタと倒れてる最中、

あろうことか金融安定化法案を否決するなんて、ヤンキーは肝が太いんだなー。

 

 思い出します。1987年のブラックマンデー。

 青くなって証券会社に電話すると担当証券マン曰く、「俺の人生、終った」

 多くの銘柄がストップ安でした。

 

それに比べて、今回の下げの衝撃はやや軽いものの、暴落という嫌な感じは同じです。

 

 気になるのは、東証一部の若い銘柄の商内が極端に薄いこと。

まるで二部株みたいな銘柄が多くなりましたね。

 

 今週は大荒れの展開になるかもしれません。

 9月足は、ながーい陰線が一杯で更新に時間がかかりそう(笑)

 

 

相場師 引退

2008/9/20() 午前 9:14

 

 かの大投機師 紀伊国屋文左衛門は50歳で引退している。

 戦前の錚々たる相場師達も50歳前後で相場から足を洗っている。

 

  成功者の福沢桃介は40歳、望月軍四郎は44歳で引退、田中平八は51歳で死去。根津嘉一郎の人生の後場は実業家であった。

 太田収は48歳で自殺、渋沢喜作は51歳、薮田忠次郎は48歳で破産、

 鈴木隆先生も52歳で敗退した。

 

 「投機は一生続けるものではない」(高橋彦次郎)

 40後半から50前半は相場師の曲がり角なのである。

 

  岡部寛之氏は、『大儲けの極意』に、こう書いている。

  「定石を体得し、実践で鍛えられた相場師が、なぜ敗北したのか。

これは5、60歳を越しても、なお相場の世界に足を突っ込んでいたからだ。

 老いたアルピニストが、いつまでも若い者と同じように山に登り続ければ、いつかは遭難する。 

  相場もそうだ。

 年をとれば判断力、決断力、自己制御力が鈍り、アクセルもブレーキも効かなくなる。このような状態で、壮年期と同じ姿勢で勝負に出れば敗北するのはむしろ当然のことだ。」

 

  だから、全損しても再起できるように資金を限定しなければならない。

☆小豆相場のプロ 立川さんの資金管理

  商品会社に預けてある資金は3000万円。

 売買は最高で30枚。資金の10分の1に過ぎない。

  利益金が増えて、預け金が3500万円になったら500万円引き出して、

それを生活費として、余った金は貯金する。

その貯金が20年間で7億円になったのである。(研究部会報99.9 p77)

 

☆相場に秘伝ありとすれば 己の脳力の低下を知り、資金を限定することである

 

 老相場師の最大の敵は無能化した自分である。忍耐力を喪失し、刹那的売買になりがちである。

  歳を取って視力が落ちれば、それに比例して脳の働きも鈍っている。

 増大する損失に耐えられずに大きな損をすれば、精神的に消耗、疲労し、何をやってもうまくいかなくなる。

 何もせずに休んで、市場と自分が冷静さを取り戻すのを待って動き出せばよいのだが、老化により、それができなくなっている。

 

 相場というものは

 計画的な建玉以外は儲からない。

  体調と精神状態が良くなければ儲からない

 運が良く、ツキがなければ儲からない

 負けが続いているときに、損を取り戻そうとすれば致命傷になる

 ものである。

 

 

相場仲間へのメール

2008/9/14() 午前 11:38

 

お仕事、大変そうですね。マスコミが連日大騒ぎしてますから、食品業界は厳しい。

すかいらーくですら300店舗閉鎖の危機状況ですからねー。

 

ところで、株は米国金融危機の影響で、9月に入って一段下げですが、いささか過剰反応ぎみに思えます。

 

マックとフレディは国有化で株は紙くず。リーマンも破綻確実。

 次はメリルリンチとAIGかな。米国の空売り筋はハイエナのように執拗に絡み付いてきますね。

かつて長銀や山一もこうして潰されていったっけ・・・・

 

真打はシティバンクでしょうが、体力があるので危機は3ヶ月先の年末でしょう。

 中小の欧米金融機関が年越しの資金が取れるかどうか。

 

かつて日本の金融危機をあざ笑っていた米国。

 「ざまーみれー」といったところですが世界経済が崩壊する危険があるので

 そうも言っていられない。

 「がんばれ、ボールソン」(笑)

 

 FOMCで利下げがあるかも知れず、米ダウは目先反発の可能性もあって

 ここからのカラ売りは危険とみています。

 

しかし、我が国の低位株は日足陽線三本〜四本をつけ下げ止まりの兆しもあります。

あながち悲観したものでもないかも。

 10月〜11月にかけて少し戻すのでないでしょうか。

 

ではまた

 

 

FAIサヤ取り

2008/7/21() 午前 10:38

 

毎日、暑いですね。早いもので今年も半分終ってしまいました。

 

 相場のほうは米国の金融危機が本格化し、我が国の株式市場も下げていますが、平成18年1月のホリエモン暴落以来、下げ続けた低位株に限定して言えば、今年の初めに投げ物が出尽くし、5、6月には大きく値を戻す銘柄が続出。

 低位株は永かった下げ相場を終え底練り入り。選別されて上げる本来の姿に復帰したのではないでしょうか。

 

 我々FAI実践者は余裕資金を確保し、月足グラフの整備をし、底練りに入った銘柄の中から上がりそうなものを選別し、しっかり儲けたいものです。

 

 個人的には、ここまでFAIの買いで、ずいぶん苦労しました。

 転機は昨年10月24日、九段に行ったとき靖国神社にお参りし、靖国の大鳥居の前で佇ずんでいたとき

「 FAIカラ売り ― FAI現物買い ⇒ FAIサヤ取り 」が突然、閃いたのでした。

 

そのときは、主力のFAI選定銘柄は壊滅状態になっており、

 満玉ではありませんが引かされた買い玉をしこたま抱え、身動きが取れなくなって苦しんでいました(笑)

 

FAIにはカラ売りの規定があります。しかし、カラ売りが出来ない人が多いため、実践している人はそれほど多くないようです。

 下げ相場だから買い玉と同量の売り玉を建ててもリスクは極めて少ない。

 幸い、かつてはサヤ取りに親しんだし、カラ売りで儲けた経験もある。

 

それから本格的にFAIの規定どおりに、資本金300億円以上の銘柄の中から月足で下げ確定と思われる優良株をカラ売りし、加えて手持ち銘柄の損失限定のツナギ売りを買い玉と同量を目処に実行しました。

 

 見込みどおり、相場は下げ続けましたので、

カラ売り玉の手仕舞いを行なうと同時に、カラ売りで利益が出た分だけ、

ツナギ売り玉に対し、引かされた買い玉を損切りで品渡し。

 徐々に手仕舞っていきました。

 

 私の場合、こうして合わせ切りをすると、大きな損切りもあっさりできるのです。

で、今年の2月末までに資金を減らさずに持株の大半を処分することができました。

 

この日、靖国神社を散策していると大きな石灯篭に

「奉納 富国徴兵保険社長 根津嘉一郎」 とありました。どこかで聞いたことのある名前・・・と思って帰宅して調べてみると

 やはり甲州の大相場師、根津嘉一郎でした。

 靖国の大鳥居の前で「FAIカラ売り ― FAI現物買い ⇒ FAIサヤ取り」が閃いたのは靖国神社を大切に思われていた根津嘉一郎先生のお導きかもしれません。

 

 

山岡鉄舟の開眼

2008/5/7() 午後 7:04

 

ある日、かつて剣術の弟子だった横浜の豪商、平沼専蔵が鉄舟のもとに遊びにきた。

 

 専蔵はいう

「先生、私はいままで世渡りをしてきて、

 剣術の駆引きも、商売の呼吸も、同じことだとわかりました。

 私がここまで漕ぎつけたのは、先生に教えていただいた剣術のおかげでございますよ。

 

 手前がはじめて舶来物を仕入れたとき、元手はわずか五百両で、それも長い間の苦労のあげく貯めた金でござんした。

 運試しで仕入れた品が下向きと聞いて、急いで売ろうとすると、

 弱みにつけこんだ仲間が叩くので、捨てばちになって放っておくと、

こんどは仲間が元値の一割高で買おうといって参りました。

そうなれば強気になり、売らずにいると一割五分高で買おうと言って参ります。」

 

 「それで売ったのか」

 

 「いえ、欲に目が眩み強気でいるうちに、相場が崩れ、とうとう二割あまりも損をいたしました。

 私は損をして、はじめて商内の呼吸というものがわかりました。

 儲けようと思えば心はたかぶり焦ります。損をしたくないと思えば身が縮まります。

つまるところ、損得を頭におくようでは、大きな商内はできぬ、と覚ったのです。

 

そこで先生に教わった道歌(柳生石舟斎の口伝)を思いだしました。

 『切りむすぶ太刀の下こそ地獄なれ、身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ』

という歌のとおり、以後は自分が冷静な時に確り思い極めておき、相場動向や人気に左右されず、冷静な時に決めたところで欲を出さずに売りさばくことといたしました。

 幾度か大失敗もいたしましたが、そのため今の身代になれたのでございます」

 

 鉄舟は専蔵の言葉に落雷にうたれたような衝撃をうけ、文久三年より十七年間の迷いが一気に醒めた気がした。

 

 心気を統一すること五日「天地の間に一物もなき」心境に達し、傍らの木太刀を取りかまえてみて心を躍らせた。

 

 十七年間、剣を構えれば必ず前面に山のようにあらわれ動かなかった浅利又七郎の幻影が消えうせていたのである。(津本陽 『山岡鉄舟』より)

 

  相場戦略研究所 http://www.geocities.co.jp/WallStreet/1289/

 

 

相場の設備

2008/5/6() 午前 8:03

 

月足グラフの更新、まだ終りません。

 五月の連休は月足グラフの更新に明け暮れ、

もはや完全に、FAIにどっぷり使った相場気違い的生活になっています。

 

グラフを描いている事務所の部屋は採光がよく、作業が捗ります。事務所選びはこれがポイントでした。

 林輝太郎先生の本に相場設備が大切とありましたが、FAIの場合は特にその比重が高いように思います。

ちなみに管理人の相場設備は下記のとおりです。

 

 1.事務所(兼 資料室) 2DK賃貸マンション家賃8万円/月

 2.エアコン2台

 

 3.法人会計顧問料2万円/月(会社組織で相場を張っているため)

 

 4.パソコン4機 98SE×3、XP×1 計10万円

 (机正面にディスプレイを3台並べ、ネットワーク接続。エクセルのシートや、ネットの画面を同時に三枚表示して作業ができるようにしている。XPはピンボールゲーム専用)

 

 5.パソコン用保守部品HD等多数

 

 6.光回線FTTH使用料5000円/月

 

 7.月足グラフ1100枚 計250万円

 

 8.月足グラフ用保管棚 木製5段 (グラフは4つ折で保管)

 

 9.作業用机 (高さ32センチで月足グラフを描くにはちょうどいい高さ)

 

 10.値板、場帖、残高報告書など資料22年分保管用A4棚 11本

 

 11.教科書(林輝太郎先生の本)棚

 

 12.林投資研究所研究部会報購読料36750円/年

 

 

業績下方修正

2008/4/18() 午後 6:58

 

各社の業績発表が相次ぎ、業績下方修正が続出。

それも利益見込みを半分以下に修正するというひどいものが目立ちます。

しかし、日米とも主力株の株価は逆に上昇しています。

 

 証券関係者の解説によれば、

 悪材料出尽しで上げている。

 市場センチメントの好転のしるし。

 市場は悪材料を織り込む許容度がかなり高くなっている。

 

なんか、クサイ感じがしますね。こんなときは要注意です。

そんな株を買うのは論外ですが、売り向かうのも注意が必要。

 

お金と、心と、日柄の、余裕を充分もって臨むべきではないでしょうか。

 

 増玉をしないで、林輝太郎先生がやったように乗り替えで対処するという手もあります。

 

 

日柄

2008/4/17() 午後 8:43

 

16日のNYは250ドル高。

 3日前は250ドル安でしたからジェットコースター相場。

 我が国の225は大体NYの2倍動きますから、振幅が大きく疲れます。

 儲けている人は少ないかもしれませんね。

 

ともあれ、今年は久々に4月高のアノマリーが示現しました。こうなると最低でも5月連休前後までは強いというのが経験則でした。懐かしい!

 

 今日は僅かではありますが戻り高値を更新。

 一文ズレは強いといいますから、しばらくは強いのかもしれません。

もちろん、NY次第ではありますが。

 

 日柄的にはあと5日〜10日ぐらいは強そうかなと感じています。

 

 

月足グラフ

2008/4/16() 午後 4:24

 

本日、ネットでアルテックhttp://www.altech.ne.jp/product/254-281.htmに注文していたグラフ用紙(コクヨ -11N一箱50枚入り¥3800)が届きました。11日に一箱買ったところ、印刷の仕上がりが濃くて見やすかったので追加注文したのです。(ロットによって印刷具合がかなり違う)

 

 早速、開けてお日様の下でクラフの桝目を確認したところ、印刷具合は上々でした。

うれしい!

 

コクヨを使って月足グラフを描いている方は、この行動、理解できるのではないでしょうか。印刷が薄いと目が疲れます。

 現在、グラフの枚数は1080枚、上場廃止や経営統合で消えた銘柄も結構ありましたから更新しているのは1000枚ぐらいでしょうか?

 

 昨年暮れに、大納会までの投資レーダー社の月足グラフ集を買って、カラ売り用の資本金300億円以上の未作成銘柄をピックアップして、一通り描き終えました。

 

その後、相場は1月、3月と大きく下げたので、4月号を買って、今度は1〜3月足で安くなった銘柄をピックアップ。付箋を貼っていったら、50銘柄ぐらいになりました。

 (600円以下に落ちてきた銘柄は手書きの月足グラフを作成することにしています)

 当分、退屈せずにすみそうです。

 

 以前、猫次郎さんと

「月足グラフを描いていると気持ちが落ち着くんだよねー」と意気投合?したことがありましたが、それは今でも変わりません。

“月足グラフ描き“は坊主のお経みたいなもんですわー(笑)

 

 

FAI カラ売り

2008/4/14() 午前 5:31

 

今朝は午前2時に目が覚めてしまい、早起きしました。

 昨日は9時に寝ましたので連続して5時間、ぐっすり眠ったことになります。

 不眠が治って ありがたいことですが、やることがなくて困っています(笑)

 

 暇つぶしに月足グラフを描こうにも、暗くてグラフの目がよく見えません。

で、そんなときは、このブログとか相場戦略研究所のHPの整備でもしようかと思ってます。相場戦略研究所は自分の拠所の一つでもありますから。

 

 

 昔、人形町の林輝太郎投資研究所に遊びにいっていたとき、月足グラフを持ってFAIの質問に来た人と同席したことがあります。そのとき林輝太郎先生はFAI投資法バラコピーを“教科書”と呼んでいました。

 

 FAI方式にはカラ売りもありまして、そのFAI投資法バラコピーの「第5章 カラ売り」(P.505〜550)がFAI方式カラ売りの教科書になります。たった45ページではありますが、大変ありがたいことが書かれています。

 以下、私のノートにその要約がありますので引用します。

 

FAI方式が定める カラ売りはミスが少なく、やさしい やり方になるように設計され、いくつかの制約を課したものである。

 

@銘柄を資本金300億円以上の大型株に限定して突飛な値動きや逆日歩を避ける。

 

A等分割の売り上がりを、2回に限定することで損失が膨らむリスクを避ける等である。

 

その結果、特別な経験や技術的修練を要することなく、プロ的な安全性を重視した仕事としてのカラ売りが可能となり、堅実に利益を得ることができるのだ。

 

たった2回の売り上がりによってリスクを限定する、

利益を上げる仕事としてのカラ売り、

堅実に利益を得られる簡単なカラ売り、

スリルを追わない利殖としてのカラ売りである。

 

 資本金の大きい銘柄の中から、月足グラフで下げ確定と思われる銘柄を選定して、

 千株ずつ、三分割で売るのが基本である。(引用おわり)

 

 簡単そうですが、やってみるとなかなかうまくいきません。銘柄固定のカラ売りとは違った難しさを感じます。

 

まぁ、教科書というのは一通りのことを書いてあるだけで、具体的なノウハウについては自分なりの方法を編み出すしかないのでしょう。自分のフォームを創るといっても良いかもしれません。

 

 林輝太郎先生は、このカラ売りの教科書の最後に

「株式売買の方式は多くあるが、「体系づけられたひとつの方法」を行なってこそ成功する。この場合、体系づけられた方法にないことは世の中にないのだ、と思うくらいにして、その方法以外の方法を取り入れるべきではないのだ。」と書かれています。

 

 私が相場専業で生きていけるようになったのは、株のサヤ取りとFAI方式である程度大きくなれたからです。

 

 株のサヤ取りは捨ててしまいましたから、残された道はFAI方式にだけです。

もちろん「自分で編み出した自分なりのやり方」で実行しています。

この歳になって、いまさら後戻りはできないし、FAI方式以外やるつもりもありません。

 

FAI的感覚

2008/4/6() 午後 1:40

 

みなさん、お元気ですか。月足グラフの更新、まだ終りません(笑)

 

 早いもので多くの低位株が天井をつけた平成18年1月からもう2年が経過しました。

 銘柄によっては下げ初めから3年経過し、そろそろ底型の形成を始めたものもあります。

 FAI ルール1 4〜5年下げ、3段下げ完了の銘柄を買う

 という、準備段階にはいっているかもしれません。

 

 225など主流銘柄は下げの真っ只中にありますが、我々が投資対象としている低位株は選別されて買われるものであり、意外高を見せる低位株もでてきそうな感じがします。

グラフの枚数が少ない人は今のうちに千枚を目標にグラフを増やすチャンスです。

 

 林研究所会報3月号で買銘柄の除外が大量にありました。遅きに失した感はありますがやらないよりは良い。そして再出発するのです。

 FAIクラブの掲示板などには強烈なクレーム、批判が目立ちます。まぁ、損をした人たちの気持ちもよく解ります。

 

 FAIクラブの大曲がりの原因は FAI 30項目のルールの適用を間違えた

 ということなのでしょう。

 

 底から倍になり、小さいながらも三段上げを終えた銘柄を上げ相場の末期や下げ相場の初期に買い選定したのは、軽率の誹りをまぬがれません。

 

が、FAI方式を永年手がけてきたメンバー達が大曲がりしたわけですから、現状はチャンスともいえるわけです。

 

 月足グラフの整備をしっかりやって、今後FAIクラブなどをあてにせず、P投資法の原点に返り、自分の力で買銘柄を選定して儲ければよいのです。

 

 管理人のノートより

 

売りにしても買いにしても月足グラフに則したFAI的感覚で行なうことが成功への道であり、それ以外の感覚(例えば、値ごろ感に基づいた売買等)は徐々に排除していかなければならない。

 

そういう意味で、千枚以上の月足グラフは貴重な相場的財産である。

 一朝一夕には揃えることができないし、それを描く過程で従来の目先的相場感覚がFAI的相場感覚に矯正されるのである。

 

だから、目についた銘柄はその都度作成し、枚数を増やしていかなければならない。

 P投資法のSさんが成功したのも全銘柄の月足グラフを持っていたからである。

 

 月足グラフ即ち長期波動に則した売買を行なっていれば、大きな流れに逆らうことのない、危なげない売買を続けることが出来、年老いて反射神経が鈍くなって大失敗する可能性は極めて低くなり、相場師人生を全うすることが可能なのである。

 

 

同志へのメール

2007/9/30() 午後 8:32

 

9月月間高低表おくります。

これだけ下げると「勝手にすれば」という感じで、月足グラフの更新もどうでもよくなります。

ただ、相場暴落に際しては、林輝太郎先生を擁するFAIクラブもまったく無力で頼りになりません。

 一昨年、昨年に選定された買い銘柄は軒並み100円以上暴落するという壊滅状態。

 今回の大下げの最中も上昇相場に変化はないと言い続け、居過ごし状態。

なにやってんだ(笑)

 

でも、これが大雑把なFAI方式の限界なのでしょう。

 結局、他人を頼るのはだめという相場の鉄則は、FAI・低位株投資においても厳然と生きていて、FAI買銘柄についても盲信は禁物。参考にするに止めるべきで、最後にたよりになるのは自分の感覚しかありません。そして、その感覚を頼りに、余裕資金を沢山持って、下げるのを待つ。

 

 自分を守るためにも月足グラフを書き続けるのは大切ではないかと思います。

 今月足で、下げ止まりの感じがでるといいですね。

 

 

長大陽線

2007/9/19() 午後 8:30

 

本日はダウ600円近い上昇でした。なんでも5年ぶりとのこと。

 8/17の長大陰線を打ち消すような長大陽線を引きました。

どうやら新安値をつけるのは免れたかな?という感じ。

 

 試しに今日の寄付きで少し買ってみました。

 

でも、こんなドスン、バタンの大荒れ相場は休んで静観するのが正解かもしれませんね。

 見込み外れになったときはダメージが大きいですから。

 

 低位株も2、3ヶ月かけて底型を形成し、上げていくのではないでしょうか。

 

 

見送り商状は長期化か?

2007/9/9() 午後 8:11

 

8月足の更新、2/3ぐらい終りました。

やはり低位のグラフはいい形ではありません。去年の6月、11月の安値を8月足が下抜いた弱い足取りに見えます。多くの銘柄が似たような形をしています。

 

FAIクラブの米田さんは

「相場はいろいろな要因で崩れました。現在は台風一過で水浸し状態です。

ただし、上げ相場という大きな流れに変化はない」と書く一方、

 「年末にかけてどうなるか分からない状況です」とも言っています。

 

やっぱり、上下どちらとも言えない難しい局面かな。

 

これからの想定シナリオとしては

 ・8/17が底なら1ヶ月半後の10月上旬は高い。

・7/9の天井から3ヶ月下げるとしたら10月上旬に2番底をつける。

 

 今日、安倍首相が給油活動の継続ができなければ、総辞職もあると発言しました。

 記者のつまらぬ質問に血迷ったのでしょうか。

 言わずもがなの軽率な発言です。

この発言は投資家に政治的混乱を連想させ、現在の見送り商状の長期化につながりそうで、9月相場は低迷⇒2番底形成というシナリオになりそうです。

 

 

強い足

2007/8/31() 午後 4:13

 

225先物の日足では8/27の戻り高値16520円を上抜く強い足が出ました。

 単純平均でも同様です。

 

 8月最終日になってようやく、希望が持てるいい上げ方が示現しました。

 今晩のNYも大幅高だといいなー。9/3(月)はLabor Dayで米国は休場。

その間隙をぬって3、4日で出遅れ・割安日本株の大幅な水準訂正というシナリオがあるかも。

 

そんな虫のいい話、あるわけないか(笑)

しかし、とりあえず土日の月足グラフ更新作業は夢のあるものになりました。

 

 

夏ばて

2007/8/30() 午後 4:14

 

早いもので明日で8月も終わり。

 今月中旬から続いた強烈な暑さのため夏バテ気味で、さらに8/17の暴落の心理的ダメージが大きかったのか、ここ数日は無気力状態。

 

 多くの銘柄で8月足は長い陰線に終りそう。

 今月足の更新では、グラフを描いていて、「もうだめだ」と感じる銘柄もありそうです。

 FAI的には、ここまで下げてしまうと、「2番底の形成を待つ」覚悟をしたほうがいいかもしれません。

もっとも、実際にグラフを描いてみれば、勇気が湧いてくることもありますが。

 

さて、話題のサブプライム問題、いったいどのくらいの損失なのかと思っていましたら、

ネットでサブプライム住宅ローンやAlt−Aローンの不良債権化に伴う損失額は、2011年までの4年間に約2000億ドルに達する可能性があるとの記事を見かけました。(金融情報調査会社BCAリサーチ)

 

 23兆2千億円、大きな数字です。

が、バブル崩壊による邦銀の不良債権に比べれば大したことはありません(笑)

 

 

底打ち?

2007/8/23() 午後 4:53

 

日経平均先物は大きく上離れを示現し、どうやら目先の底打ちっぽい動きになってきました。

 友人のひま人さんが言うには「もう一度、突っ込むんじゃないか」とのことですが、

 V字型底になるかW型底になるかの違いで、下げ波動は一旦終了となりそうです。

 自分の値洗いも急落前の水準にほぼ戻りました。

 17日を基点にした新たな低位株の長期上昇相場が始まって欲しいものです。

 

しかし、相変わらず低位株は主力株に比べて少々元気がない。出来高が少ないのが少し気になります。

 

サブプライム問題では米国の4大銀行が公定歩合で資金を借り入れたことを公表しました。アナウンスメント効果を狙った異例のことらしいですが、我が国の銀行に対する公的資金注入に当って優良銀行にも横並びで行なわれたことを思い出します。

 

さて、先日書いた建玉等の強制処分ですが、どういうプロセスを経て、それが行なわれるのかが、少々気になりましたので、ORIX証券に電話で確認したところ、翌々営業日の後場に建玉等の強制処分が行なわれるケースは証拠金維持率が20%を割り込んだ場合に限られるとのことでした。30%を割り込んだケースでは7日間の猶予期間があることのこと。

 

 今回の急落はピンポイントで翌営業日は大きく戻りました。一旦追証が発生しても、相場が戻って維持率が回復すれば入金の必要はないそうです。

 

まぁ、レバレッジを効かせた信用取引の買いはFAI、低位株投資をしている我々に無縁のものですが、猶予期間があると聞くと、なんとなく、ほっとしますね。

 

 

建玉等の強制処分

2007/8/20() 午後 8:39

 

今朝、ORIX証券の注文画面を開けたら、

 「追証の入金期日および建玉等の強制処分に関するお知らせについて」

という怖いメッセージがありました。

 「建玉等の強制処分 期日までに入金確認が取れない場合、原則お客さまに通知することなく、お客さまの勘定(計算)において建玉の反対売買による決済、代用有価証券の処分等の措置をとらせていただきます。」

 

やだねー。この文章。

 

さて、今日は戻しましたが、個人的には反発力が鈍いように思います。

 特に低位株はV字型の反騰ではなくゆっくりと底を形成しそう。耐える局面がしばらく続きそうです。

 

 気になるのは昨年1月の天井から半年下げた後、1年間保ち合っていた月足グラフのボックスを、今月の長い下ヒゲによって、大きく下抜いたFAI銘柄、優良低位株が数多く発生。月足グラフの上昇波動が壊れてしまった様に見えます。

 

 今月が大きな陰線で終った場合、低位株の長期上昇相場は一旦終了したと判断すべきなのかもしれません。

 

 

新たな危機

2007/8/17() 午後 8:38

 

今日は昨日の下げが霞んでしまう強烈な暴落となってしまいました。陰湿な下げどころか800円超の爆発安。こんな大きな下げは近年記憶になかったので、調べてみるとITバブル以来とか。

 

 昨晩2時ごろNYダウを見たときは300ドル安。

ところが朝起きてみれば、ほぼ変わらずまで切り返している。

 「これはNYの下げ止まりを好感して、上げるだろう。よし、225先物を買おう」と思ったほどだった。(でも寄付きが高かったのでやめました)

 

おかしいなぁ、引け味は良かったのに。そう思ってネットの記事をいろいろ読むと結構、怖いことが書かれている。

 

・東京株式市場はパニックに襲われた

 ・東京株式市場は流動性が豊富で、海外勢の換金売りの受け皿になった

 ・米系ファンドがNYで資金調達できるようにならないと下げ止まらない

 ・信用取引の追い証発生にとどまらず、

 FXやミニ日経平均先物取引などの担保切れに伴う処分売りも加わっている

 

普段の追証による投げより、数段スケールの大きい総投げ相場だったわけで、

 大きな下げも仕方なしということでしょうか。信用の買残だけでも4兆円以上あるもんなぁ。

 

しかし、今日みたいに株を叩き売って、キャリー取引解消のためとはいえ、値に構わず円を買い戻したら、多くのファンドは壊滅的打撃を被っているのではないでしょうか。

 出資者もただではすみません。

サブプライム問題は新たな危機を生み出してしまいました。

 

 

フリーフォール

2007/8/16() 午後 5:42

 

11時〜1時半頃までは多くの銘柄がウソだろという値をつけました。

 久々にフリーフォール状態の強烈な下げ相場。

 大引けでは割と値を戻しましたが・・・・

 

残念ながら相場の行方は下方向でした。

こうなると、底打ちには最低でも、8月いっぱいはかかりそう。

サブプライム問題を引きずるNYの急反発はあまり期待できず、陰湿な下げが続きそう。

 

ただ、余裕資金が潤沢にある人は、今日はいい日だったのではないでしょうか。

 私は今週は様子見などと書いておきながら、「まさか入らないだろう」と思って出した指値注文が結構出来てしまい、余裕資金が乏しくなってしまいました。反省。。

 

 

お盆休み

2007/8/14() 午後 8:23

 

先週末から一週間の予定で、弟夫婦が甥っ子をつれて遊びに来ているので、頭を冷やす、ちょうどいい機会だと思い、相場はお休み。

 

 野球のリトルリーグの大会でジャイアンツカップというのがあって、甥っ子のチームは北海道大会で優勝して全国大会であるジャイアンツカップに出場したのだ。

 

 残念ながら初戦敗退。試合後のミーティングで涙する姿は、ほとんど甲子園。

いいなー、俺もそういう気持ち味わいたかったぜ。

 

 開会式と一回戦の昨日、今日の練習試合と、今年一番の炎天下で2日も応援したせいか、ずいぶん疲れた。

 

 相場は先週末ドカンと下げ、今週は入ってこう着状態に入っていますが、

 今週末には上か下か、どちらに行くかはっきりしそうです。

ただ、これ以上の下値はあまりなさそうだと感じています。

 

 10日に安くなった銘柄を中心に10枚程度買いましたが、今週は甥っ子の野球観戦で様子見になりましたので、残りは、8月の月足をみてから買おうと思っています。

 

 

遅れてきた下げ

2007/8/8() 午後 8:34

 

今日は低位株が暴落。

 追証の投げかと思われる、ひどい下げが目立ちます。

 月曜日の買いは失敗だった(笑)

 

 「週明けの東京市場は恐らく大きく下げて、弱気相場入りがほぼ確実の情勢。」という予測の示現も時間の問題でした。

 

 今週末にかけて、銘柄によってはさらに下げそうな気配です。

 気をしっかりもって相場に臨みたい局面です。

 

しかし、決算見込みの下方修正ぐらいで、ストップ安はやりすぎだろう(笑)

 

 

カラ売りをしたくなった時は・・・・

2007/8/6() 午後 7:55

 

本日は、保有銘柄の買い増しをしましたが、期待したほど安く買えませんでした。

 

 225は寄付き直後300円まで下げたものの引けは60円安まで戻し、単純平均はプラスとなりました。この強さは何なんでしょう。8/1と真逆様の動き。

 

ともあれ「週明けの東京市場は恐らく大きく下げて、弱気相場入りがほぼ確実の情勢。」という私の予想は大ハズレのメデタシ、メデタシ。

 

 土日はカラ売りして取れそうな銘柄をいくつかピックアップしてみましたが、経験上、自分がカラ売りをしたくなった時はそろそろ相場が底。

 願わくば、この水準を底にして反発、本格上昇に転じてほしいものです。

 

 

チャンス到来

2007/8/4() 午後 8:47

 

昨日のNY、また下げてんなー。280ドル安。ナスダックは60ポイント安。

こうなると最低でも1ヶ月は下げそう。

 NYの天井は7/17だから8/20近辺が底になるのかな?

 

 週明けの東京市場は恐らく大きく下げて、弱気相場入りがほぼ確実の情勢。

 

 夏休みで市場参加者が少なく、2月末の天井から6ヶ月経っていないから、8月の反転は望み薄かもしれない。光が見え始めるのは9月中旬頃かな。

 

まぁ、FAIの実践者は低位株中心の運用ですから、価格面のセーフティーネットが働くので、あまり酷い目に遭わないのが幸いです。

 

むしろ、狙っている銘柄を安く仕入れるチャンス到来と考えるべきなのでしょう。

 

 

仕切りなおし

2007/8/2() 午後 8:24

 

選挙明けのあく抜けで株は上がると踏んで買い進んできましたが、そうした見込みが怪しくなってきたようなので、本日持っていなくてもいい株を一先ず売って、余裕資金を厚くしておくことにしました。

 

 最近の相場は決算過敏症で澤藤電機のように期末見込みが上方修正されようものなら、ストップ近くまで買い上げられる。

 逆に1Qの決算が少々よくなかっただけで10%も下げてしまいます。そういう安くなった銘柄を拾うためにも余裕資金は多いほうが安心です。

 

 5月18日が底という判断は大間違いで、3ヵ月後の現在、逆に単純平均で新安値をつけてしまいました。

 8月の低位株相場はは7月同様、底練り継続といったところでしょうか。

 幸い、林研究所会報のFAI選定銘柄はいずれもあまり上がりそうもない魅力に乏しいものでしたので、無理に買い出動する心配はありません。

 

とうぶん、グラフ書きに精を出し、おとなしくしているつもりです。

 

 

世界同時株安

2007/8/1() 午後 8:12

 

食事から帰って、ネットで相場を見ると、なんと暴落しているではないか。

こういう結果になると、せっかくのデートもまったく気分転換にはなりません。

 彼女と飯食うと、十中八九、株は下げる。

いっそのことカラ売りして食事に行けばいいのですが、さすがにそこまでできない(笑)

 

 上海が3%、韓国が5%超の下げ、その他アジア市場、欧州も下げています。

 世界同時株安。

 2月28日の下げは上海発でしたが、今回は米国発。サププライム問題への不安が原因のようです。

 

 今後はNY市場次第。NYダウのチャートはよくありませんが、どうなるでしょうか。

 

 

強制的外出

2007/7/31() 午後 8:27

 

今日は全日空ホテルまで渡辺善美大臣の講演会に行ってきました。

この方、なかなかの人物で、無派閥の一匹狼ではありますが日本国首相の器かもしれません。

 

 渡辺大臣には役人の死に物狂いの抵抗を徹底的に排除して、

 公務員制度改革法案を効果的に実施・運用していただき、

 国民を搾取する役人どもの天下り廃絶を是非実現していただきたい。

 

 帰って相場を見ると朝方と“変わらず“でした。

どうやら、戦機は一先ず去ったかなという感じ。

 新たな買いは月足グラフを更新するまで休もうと思っています。

 

 明日は久しぶりに女友達と食事に行きます。

なれない外出が続くと少々疲れますが、相場と遮断されるのでいい気分転換にはなります。

 月に一度ぐらいは自分を強制的に外出させないと、精神的不安定状態に陥り、その結果、相場でポカをすることが多くなるようです。

 

 

悪材料出尽くし?

2007/7/30() 午後 5:13

 

土曜日のNYも、日曜日の選挙結果もよくなかった(笑)

 

 NYは200ドル安の続落。選挙結果は自民党の惨敗。

 当然、今日の寄付きは安い。これは、もう買うしかない。

この日のために余裕資金を作ってきたのだ。

こんな日は、えてして悪材料の出尽くしで下げ止まるもんだ。

 選挙速報で夜更かしし寝不足で気分は最悪の中、そんなことを考えながら、買い注文を出しました。

 

ただ明日以降、外人が選挙結果で売ってくるかもしれないので、銘柄を絞って小枚数にしておいた。

 寄付きの単純平均は5ポイント安で血の気がひく思いでしたが、幸い大引けは4ポイント高で引けました。

 

 今日の出来値は27日寄付きと同水準で、結果的にどっちの日を買ってもよかったようです。

あと2、3日保ち合って、放れたほうに行くのかなと思っています。

 

 明日で7月足が確定しますが陰線の銘柄が多そうです。グラフの更新は時間がかかるかも。

 林研究所の会報の着日は8/1。

 確か、6月の例会で買銘柄が2、7月は注意銘柄が3でした。どんな銘柄が選定されているか楽しみです。

 

 

NYと選挙結果が気になる

2007/7/27() 午後 8:24

 

いやー、来ちゃいましたね!2/28以来のバーゲンセールが。

 昨晩、暑くて12時ごろ目が覚めて、よせばいいのにネットでNYを確認。

 170ドル安でした。ジュースを飲みながら眺めていると、どんどん下値を切り下げていく。「あれあれー」というまに400ドル超の下げ、ナスダックの下げが強烈で80ポイント以上さげていた。

 

 朝おきて、恐る恐るNY・ダウをみると、311ドル安だった。

 

 「エライこっちゃー!今日は安い、選挙前に半分買っておくことにしよう。」

 朝からバソコンにへばりついてバタバタと買い注文を入れました。

 

 寄り付きが最安値という銘柄が多かったものの、引け間際に500円超の下げ。

 久々に背筋が寒くなりました。

 

 週末、月末要因、月内受渡最終売買日の翌日、選挙前の不透明感、NYダウの暴落、高値から6ヶ月目、等々がものの見事に重なった下げでした。

 

 多くの銘柄を安く仕入れることができましたが、引け味は悪い。

 今晩のNYと選挙結果が気になる週末となりました。

 

 

来るかバーゲンセール!

2007/7/23() 午後 8:24

 

NYが150ドル下げて、CME日経先物も280円安。

 本日は225で190円安となりましたが、低位株はさほど下げませんね。1〜2円安といったところでした。

 

 今週は参議院選挙の不透明感から、大きく下げる銘柄があったら買おう

 と思っていますが、皆 同じ事を考えているでしょうから、それほど下げないだろうなぁ。

 

 自民党が30議席を割るような大敗をしてくれれば、30日はショック安になるだろうから、バーゲンセールを全力買い。

でもこのシナリオは、いささか非現実的か。

 

しかし、1Q決算が悪くて売られる銘柄は必ず出てくるでしょうから、そうした銘柄は安く買えそうです。利食いは相当 先になるでしょうけど・・・

 

 

しばらく下げそう

2007/7/18() 午後 8:36

 

今日は比較的大きく下げました。

 

いつもは低位株しか見ていないのですが、今日は大和證券とか王子紙など一般的な株の動きが気になって、チャートを確認しました。多くの銘柄が2月高値のあとの最安値を軒並み更新しています。6ヶ月コースでしょうか。

 

これは、しばらく盛り上がりに欠ける展開が続きそうです。

 単純平均をみて、5月中旬が底打ちと思っていましたが、主力株はこれから底を確認しに行く段階。

 低位株がそうした動きに引きずられないといいのですが。

 万一のため、ツナギ売りしていた玉を品渡しして、現金を増やしておくことにしました。

 

変な相場

2007/7/13() 午後 8:09

 

昨日のNYダウが280ドル高、ナスダックは50ポイント高。

 一握りの株が買い上げられて日経225は250円高でしたが、低位株は無風状態。

 寄り付きは高かったものの引けは、「えっ!下げちゃったの」という銘柄もけっこうありました。

これでNYが安かったら、どうなるんでしょう?

 

 225は高いのに低位株はパッとしないITバブルの時を彷彿とさせる状況が続いています。

 低位株が大活況だった一昨年が異常で、今の状態が普通なのかもしれません。

 

そして、そろそろ外人投資家は おバカンス、国内投資家はお盆休み。閑散相場の季節です。

 恐怖の参議院選挙は7/29で、2月高値の信用期日が接近中。

 

 普通に考えると、今の時期、積極的に買う人は少ないでしょうね。

 

 

スティールは乱用的買収者

2007/7/9() 午後 8:42

 

東京高裁はスティール・パートナーズの即時抗告を棄却しました。

 

スティールは買い占めたブルドックの株、どうするのかなぁ。資本金10億円品薄の二部株。しかも、10%もの大玉じゃないですか。

 市場では売るに売れないし、安定株主に変身するのかな(笑)

 

それにしても

 スティールは「第三者への株転売や資産処分で自らの利益のみを追求しようとする乱用的買収者」

 東京高裁の藤村啓裁判長、ずいぶんはっきり言い切りましたなぁ。もちろん、そのとおりですけどね。

 

これから、どういう展開になるかはわかりませんが、外資が日本における敵対的買収は割に合わないビジネスと思うかもしれません。

 

 

月足グラフ更新

2007/7/8() 午後 8:40

 

以前は月の第一週には月足グラフ更新を終えていたのですが、最近はゆっくりとやっています。

 手持ちしている株や狙っている株の100枚ほどのグラフは月末の翌日に更新しますが、残りの2軍銘柄700枚は下旬までかけて、一日20〜50銘柄ぐらい、1〜2時間ぐらいかけて、ちびちび更新しています。

 

もう新規に描く銘柄はほとんど残っていまませんから、グラフ更新は新鮮な仕事として貴重です。(グラフの書き直しには、あまり新鮮味はありません。)

クラフを描いていると気持ちが落ち着きますからね。

 

さて、FAIの例会では、相場に動きがないので選挙や年金問題が話題の中心だったということで、やはり暫くは底練りの動き継続かなー。

 

 月替りしても17億株程度の薄商内が続いています。上下どちらに行くにしても選挙後という感じです。

 

月足グラフの値段

2007/7/7() 午後 4:26

 

林投資研究所の研究部会報5月号に「月足グラフ千枚をまとめて譲る」という広告がでていました。値段は35万円以上。一銘柄あたり350円! 安い。

 単価240円のWinsoft社の用紙を使用しているということだから、手描きコストは僅か110円。

 

 2004年9月号にも「月足グラフ300枚をまとめて譲る」という広告がありました。

こちらは手描きグラフを受注していたプロの方でした。300銘柄で30万円以上で一銘柄あたり1000円。

オーシャン・トレーディング社による月足グラフのコンピュータ出力は一銘柄3000円。

 

 私は2000年からFAIを始め、リターン社の専用グラフ用紙を使って徐々に増やし、現在850枚になっています。

 自分の描いたグラフの原価計算をしてみた。

 

リターン社の専用グラフ用紙は一枚200円。

 手描きコストは1枚3時間として時給2000円で6000円。

 毎月のメンテナンスコストが一銘柄100円で年1200円

 合計すると一枚あたりの投入コストは7400円以上ということになります。

 850枚で約630万円。結構すごい労力をFAIに投入しているんだなぁ。

 

 誰に売るかが問題だ。

そうだ! 自分が経営している投資会社に売ることにしよう。

 

 

これから暴騰する

2007/7/6() 午後 7:44

 

浜口準之助さんの昨日のブログには衝撃を受けた。

 浜口準之助さんが電話で林輝太郎先生に

 

「株式相場はどうですか?」と聞くと

 

「これから暴騰すると思っているよ」 とさらりと仰った。

 

えらいこっちゃー! 

 他ならぬ林輝太郎先生の観測、絶対の絶で実現するだろう。

 昨日の低位株の処分、早まったか。

まてよ。底の翌日は天井ではない。暴騰をはじめた後、買っても間に合う。

ここは猫次郎さんみたいに満玉で耐える局面か?いや、余裕資金こそが利益の源泉、俺は正しい。

なとど、さまざまな雑念が頭をよぎる。

 

いずれにせよ、めでたいことです。暴騰するのは何時なんでしょう?

 

 

一旦手仕舞い

2007/7/5() 午後 4:08

 

短期狙いで先月買った低位株、動かなくなってしまったので、

 本日、大半を一旦手仕舞いしておきました。

 現金を持って、しばらく様子見。また、上がるようなら、買い直します。

 中長期狙いのFAI銘柄は持続してます。

 

 今月のFAI例会は今週末の7/7。

 FAIクラブのホームページの“FAI例会の様子”が楽しみです。

 

米国に対し原爆投下謝罪決議を

2007/7/3() 午後 8:41

 

久間防衛大臣が辞任した。

この人、頭が悪いのか、本当のバカなのか、数々の不用意発言で安倍首相の足を引っ張ってきた。辞任は遅きに失した感はあるがめでたいことだ。まぁ、大臣の器ではありませんでしたなぁ。

 

ところで、米国の原爆を投下を「あれで戦争が終わったという整理の中で、しょうがないと思う」との久間防衛大臣の発言に、政界、マスコミも非難の大合唱だった。

 

ということは、米国の原爆投下はとうてい許すことができない所業であった。

それが日本民族のコンセンサスであるということが、明らかになったといえよう。

 

であるならば、米国に対し原爆投下謝罪決議を衆参両院で全会一致で決議し、米国政府に謝罪を求めるべきである。

 

おりしも、米下院外交委員会で慰安婦決議が可決された。

それに対するカウンター決議とすべきである。

 

 特に久間発言を米国の立場を容認したものだと非難した民主党党首の小沢一郎は政治生命をかけて率先垂範することを要求したい。

 

いうまでもなく米国による原爆投下は人類史上最大最悪ののホロコーストである。

 

 米国民主党のスコットは慰安婦問題で「ただ、アイム・ソーリーと言うことが、なぜそれほど難しいのか」と言っているが、それなら自分達の悪魔の所業に対してアイム・ソーリーというのも簡単だろう。