とりあえず売るか、休んで様子を見るか

2010/2/27() 午後 8:57

 

 来週から3月相場入り。

 相場は いい水準まで下げたから底練り入り−下げ本番はこれから 

どちらに転んでもおかしくない状況にみえますが、すぐに上げそうには思えません。

 

とりあえず売っておくか、休んで様子を見るところでしょうか。

 

ロイターなどによれば、気になるギリシャは、4月から5月に償還日を迎える債務の借り換えのため、269億5000万ドルを調達する必要があるそうですが、そうした時にギリシャ人はリストラに反対してゼネストをやっている。そんな国の国債をだれが買うのか。

ユーロ加盟国が救済するといっていますが、本当に大丈夫なんでしょうか。

 

ギリシャを筆頭に他の欧州諸国も国家財政を粉飾しているという疑惑でユーロが売られています。

 相対的に円が88円後半まで買われている。

 我が国の財政も酷いのに、円が「安全資産」?として買われている。諸外国より、まだマシということでしょうか。

もっとも、投機対象となるハードカレンシーはドル、ユーロ、円、ポンドの4つしかないから消去法でいくと、こうなるのでしょう。

しかし、輸出企業にとっては決算月の円高は好ましいことではありません。

 

さらに気になるのは、株式需給の悪化。

 企業会計基準委員会は新たに「包括利益」の導入を決め、2011年3月期からの適用を目指しており、

 包括利益には有価証券の評価差額が含まれるために、保ち合い株が例年以上に売られる。

また、第一生命が4月1日上場予定で、資金調達額は1兆円超だから換金売りがありそう?だというのです。

 

こういった話はフタを開けてみなければわかりませんが、

 「需給はあらゆる材料に優先する」という田附政治朗の金言が何処からか聞こえてきます。

 

 

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休み

2010/2/25() 午後 8:37

 

 NYダウが騰がっても日本株は弱いですね。

 低位の材料株が賑わっているのかな。

 3月SQまではこんな感じかもしれません。例年どおりの季節的要因でしょう。

 

 風邪がひどくなって、喉がいたい。さらに花粉症でクシャミ、鼻水がとまらない。

 

 「様子見と休養をかねて少し休もうかと思っている」などと書いておきながら、

これは試し玉などと自分に言い訳しながら、実は売買してしまっている。

 困ったものです。

 

でも、明日は当社の決算の説明を聞くため、渋谷の会計事務所まで外出しますので、休めるはずです?

 

 

 

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月内受渡最終売買日

2010/2/23() 午後 8:38

 

 今日は月内受渡最終売買日だったせいか、整理と見られる売り物が多かった?ような気がします。

 午前中のダウ120円安は少々行き過ぎで、後場は修正の動き。

 

 最近の本邦相場は過剰反応、それに対する過剰修正の繰り返し。

 景気が悪いため、自立的な動きが乏しいため、相変わらず先物の影響が強いです。

 

その先物はNYダウによって動きますから、夜離れの連続です。

 「昔はこれほど酷くなかったのにな〜」とボヤキが出るのは歳を取ってしまった証拠でしょう。

 

 1月の高値から約30日経ちましたので、様子見と休養をかねて少し休もうかと思っています。

 

 

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FRBの公定歩合引上げ

2010/2/19() 午後 6:18

 

 昨晩は夜中の2時ごろ目が醒めて、衛星放送のジャズ・ボーカルを聴きながら、インターネットでNYダウを見ると20ドル高。小動きで安心して4時ごろ寝直した。

 

 7時に起きてNYダウの終値を確認すると80ドル高。

 陽線6本目の強い足でグラフは底打ち完了に見える。

 

このまま行くと去年の7月同様のパターンで新高値更新の可能性もでてきた。

いやだなぁ。と思いながら寄付を見ていると 安い。10時過ぎても高くならない。

 変だと思ってロイターをみると「FRBが公定歩合を引き上げた」とある。

 

 発表はNYの大引後の午後4時30分。

 NYダウがこのまま新高値を更新すれば、バブル相場に突入するかもしれない。

で、FRBはあまりに強い米株相場を冷やそうとした。のではないか。

などと考えてしまう。

 

 日本の株も過剰反応的に下げて、2日間の上げは帳消し。

これで、例年どおりの上げにくい期末相場になるかもしれない?

 

 

 

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株にすべてを賭けた中国共産党政府

2010/2/17() 午前 1:07

 

 産経新聞に上海株式市場に関するコラムがあった。それによれば、

 

 『前回の中国株下落は、07年10月中旬から始まり、その最中の08年9月にリーマン・ショックが発生した。

 非常事態とみた中国共産党中央は国有商業銀行の国有企業向け融資を一挙に3倍に増やすよう指令した。

 

 国有企業はこの融資を受けて、株式や不動産投資に邁進している。

 国有企業は借りた金を生産ではなく株式や不動産市場につぎ込んだため、株式相場は一挙に上昇気流に乗った。

 

さらに銀行総資産に占める有価証券投資残高は、19%から約30%に膨らんでおり、国有商業銀行自体も、証券投資ファンドと化している。』

というのである。

 

 80年後半の我が国にもこういう光景がありましたなぁ。

 腕力相場も3年くらいは持つかもしれませんが、その後はどうでしょうか。

チャートを見ると上海株式市場は2番天井を打ったように見えます。

 

 災害は忘れた頃にやってくる?

 

 

 

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サヤ取り人生

2010/2/13() 午前 1:55

 

 相場にどっぷり浸かった今の生活は悪くない。相場が生きがいであり、毎日が楽しい。

 

 松辰遺稿に

「相場師の策戦は、ふだんはサヤ取り商いに打ち込みながら、公益上有害な大相場の出現を待つ以外にないのである」とある。

 

 「とすると、自分は相場師の正道を歩んでいるのだ」と、これを読んだ時はうれしく思った。

 

 林輝太郎先生の本に「上げは3年、下げ7年。下げの7年は売るしかないのである」

とあるが、いくら下げ相場でも、闇雲に空売りして取れるほど相場は甘くない。

 

 真っ直ぐ下げてくれればいいが、相場には“戻り”という儲けにくい仕組みがあるから、なかなかうまくいかない。

そこへいくとサヤ取りはいい。失敗しても致命的な損はしないし、熟練によって利益は安定する。

 

 林輝太郎先生のもとで、小豆の限月間サヤ取りを4年間行って身につけたサヤ取り感覚は一生の財産で、今もそれを頼りに生きている。

 

 世の中の多くの出来事は間違っているものであり、不合理、不正、不公平、不平等、不条理なものである。

サヤ取り師である自分は、そうした市場の歪みを積極的に活用して生活源としている。

 

 考えてみれば、自分の半生は世の中が歪んでいるのをいいことに、世間を斜めに渡ってきたサヤ取り人生なのかもしれない。

 

 

 

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下げ相場

2010/2/9() 午後 5:59

 

下げ相場

 

 NYダウが下げ止まらず、下げ相場が続いている。

 確認したのは自分に関係ある銘柄だけだから定かではないが、今日は新安値をつけた銘柄が多そうだ。

 

しばらくは、戻り売りで取れそうな感じ。

 

ただ、管理人はサヤ取り屋だから、ポジションはスクエアである。

サヤ取りは下げ相場のほうが利益をあげやすいため、下げ相場のほうが安心して相場に取り組むことができる。

 

 怖いのは昨年のように、延々と上げ続ける、長い上げ相場である。

そうした時はサヤが動かなくなってしまうことが多いのである。

もちろん、自分が手掛けている銘柄についての話ではある。

 

 今年は始まったばかりなので、転ばないように慎重に進んでいきたい。

 

 

☆追加 『鳩山リコール首相』の戯言

 

 鳩山由紀夫は9日午後の衆院予算委員会で、トヨタのリコール問題に関連し

「リコールに至らないケースであっても、人の安全、命にかかわる事件、事故はたくさんある可能性がある」と述べ、

 「このようなリコールはもちろんであるが、リコールに至らないケースであっても、政府として情報公開を求めることは大変重要な観点」との認識を示した。

 

 「鳩山由紀夫のような脱税行為は、刑事罰に至らないケースであっても、政治家の倫理に反する重大な事件、犯罪である可能性がある。

 刑事罰に至らないケースであっても、犯罪であるからリコール、議員辞職を求められることは大変重要な観点」との認識を示した。

  

 

 

 

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ヘッジファンドの錬金術

2010/2/7() 午後 8:02

 

 昨年の夏ごろ、ヤフオクで500円で買った『ヘッジファンドの錬金術』(Jアルタッチャー著 パン・ローリング 定価2940円)をようやく読み終えた。

 時間がかかったのは面白くなかったからである。

この本に3千円払うと、ちょっと辛いかな と思って読みかけで放置していたのを片付けようと思い、今になって残りを読み直したのだ。

 

すると、終わり間際の10ページぐらいで、ようやく興味深い記述を発見した。

ようするに「ヘッジファンドは楽じゃない」という本音が書かれていたのである。

 

ある成功しているヘッジファンドの収支計算が下記のように載っていたが最終的に赤字なのである。もちろん使い方も派手ではある。

あれば、あるだけ使うのが米国流のようである。

 

            米ドル        日本円

 

 預かり資産       60,000,000   6,000,000,000

管理費2%      1,200,000    120,000,000

成功報酬20%       1,200,000   120,000,000

年間収入          2,400,000   240,000,000

 

 費用

 資金調達コスト        500,000   50,000,000

人件費(3名)          500,000     50,000,000

事務所            100,000       10,000,000

秘書+経費            100,000     10,000,000

 計                1,200,000    120,000,000

 

経常利益            1,200,000  120,000,000

共同経営者の取り分       600,000     60,000,000

 

自分の手取り       600,000   60,000,000(6千万円)

 

生活費

 税金           250,000    25,000,000

住宅ローン       120,000    12,000,000

教育費          50,000    5,000,000

貸し別荘代        65,000    6,500,000

子守、女中費用       60,000    6,000,000

生活費          52,000    5,200,000

旅行代          20,000    2,000,000

 計           617,000   61,700,000

 

米国においても、国家は税金をがっぽり取るし、米国の女には桁違いの金が掛かるのがよく判る。

 

 傑作なのは、『ヘッジファンドの失敗 その6』として「ヘッジファンドを始めてしまったこと」をあげていることである。

この本が出版されたのは2007年1月。サブプライム暴落前の平和な時期である。

 恐らく、先のサブプライム暴落の激動期のヘッジファンド業界は血風惨雨。

 涙なしでは語れない状況だったのではないかと思う。

 

 

 

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陽線2本の戻り

2010/2/3() 午後 8:26

 

NYダウは陰線5本のあと、やや強い陽線2本の戻り。

 定石からいけば、この戻りは売りだと思います。

 

しかし、昨年3月から、こうした所から切り返して、あっさり新高値を更新してきましたから、「今回も同じパターンかな」とも思えて迷いがでます。(迷う時は風邪をひいて体調が悪い時が多いのです)

 

しかし、相場がどちらにいくのかは神のみぞ知る。

 我々相場師はどちらに転んでもいいように建玉してゆくだけです。

 

 

 

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共産中国的

2010/1/31() 午後 6:18

 

 世の中が厳しくなって、日本全体が貧乏になってきた。

 若者に職が無く、職があっても派遣社員だからボーナスはなく、食っていくのが精一杯。

 結婚なんかしたら自殺行為で、2人に明日は無い。

だから、親の脛をかじって一生部屋住みで生きていくしかない。

 

 戦時中・敗戦後みたいに女性が皆、薄汚いズボンをはいて、リュックをしょって歩いている。それで平気になってしまったのである。

まるで30年前の共産中国的な、ひどい有様といえよう。

これじゃあ、宝石、高級ブランド物なんか売れっこない。

 

 文化も衰退している。オーディオメーカーは次々に姿を消している。CDは売れない。車・バイクも売れない。ダンスホール等も閉鎖。

 

 新聞・出版物がだめ。朝日新聞などは、二度と赤字から抜け出せないだろう。

 新聞勧誘員に若者はこう言う。「携帯、インターネットで済ませてます」

 

テレビもスポンサーがつかず、予算がないから番組がつまらない。

すると、ますますスポンサーが減ってしまう。悪循環である。

 

 「デジタル化して画面が綺麗になりました!」といっても、見るに値しないくだらない番組しかないから、テレビ産業も映画のように滅亡していくだろう。

 

 政権交代で活路!

といきたいところだか、脱税首相と贈収賄幹事長の民主党は現状打開にはまったく無力であり、むしろ日本を弱体化するマイナスの政策を行おうとしている。

 

 救いは円の価値が上がって、海外産品が安く買えるから、少しの金で生きていけることだろうか。

 

 

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ビックな悪材料で脳天五寸釘

2010/1/23() 午前 9:39

 

オバマ米大統領の金融規制案発表は久々にビックな悪材料となり、

 NYダウ日足罫線は21、22の陰線で派手な三羽烏を形成。

 「とうとう脳天五寸釘か?」という形になりました。

 

 昨年3月から10ヶ月上げていますから、日柄的にはいつ天井打ちしても おかしくはない局面です。

 

 我が国の株相場も、例年1月末から決算発表で上げにくくなる時期ですからタイミングもぴったり。最短でも3月第2週あたりまでの1ヶ月半は下げ相場かもしれません。

 

ロイターなどでは、オバマ米大統領の金融規制案は実害のないように現実路線に修正される、と希望的観測が書かれていますが、鳩山某と違い、米大統領の発言は世界中で重く受け止められています。

 

しかも、オバマ大統領は、新たな金融規制の導入について「これは戦争だ」と言っています。米銀にとっては恐ろしいことになりました。

 

また、我が国への影響は限定的としていますが、NYダウが暴落すれば、最も甚大な影響を受けるのは我が国市場であるのはサブプライム暴落でも実証されています。

 

NYダウが長期間上げたといっても、所詮、ベアマーケットラリーの上げですから、買いは年内見送りが賢明だと考えています。

 

 

 

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鳩山由紀夫は皿洗いに専念せよ

2010/1/22() 午後 6:26

 

 鳩山由紀夫は10億円以上の金の出入りを「まったく、知らなかった」といっているが、そんな子供だましの言い訳が通用すると思っているのか。

 

もし、自分の事務所の億単位の金の出入りがわからない、知らないというのならば、鳩山由紀夫は準禁治産者並みの無責任・無能力者であるから、そんな男が日本国首相を務めるのは、とうてい不可能であろう。

 

 即刻、議員辞職して、再婚した妻に命じられている皿洗いに専念したらどうか。

 家事手伝いこそが、真に鳩山由紀夫の器量にふさわしい仕事なのである。

 

 

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脱税=鳩山、贈収賄=小沢はバッジをはずせ

2010/1/20() 午前 11:02

 

脱税=鳩山、贈収賄=小沢はバッジをはずせ (初代内閣安全保障室長・佐々淳行 22.1.20 産経新聞 正論)

 

  「秘書のやったことは議員の責任。バッジをはずせ」。

言い出しっぺはほかならぬ鳩山由紀夫総理その人だ。この政治倫理のルールにより、加藤紘一氏ら何人かがバッジをはずした。

それなのに母親からの「愛の子ども手当」

  12億円の贈与税を払わず、「みんな秘書がやった」「なぜ母が一言も話をしなかったのか」「自分は何も知らない」と他人のせいにして、

バッジをはずさなかった。

  男として恥ずべき食言で許せない。

 

  そして今度は、小沢一郎民主党幹事長の4億円土地購入疑惑である。

3人の現元秘書らが政治資金規正法違反容疑で逮捕された。

 

  ≪小沢一郎の容疑は「贈収賄」「業務上横領罪」「背任罪」≫

 

 その1人、石川知裕容疑者は長い間、資金管理団体「陸山会」の会計を担当した小沢氏の側近で、現在は民主党の衆院議員だ。

大手ゼネコンへの強制捜査のやり方をみると、

  東京地検特捜部の狙いは、行政犯、形式犯である政治資金規正法だけでなく、ダム建設をめぐる裏の企業献金と

 贈収賄容疑のようだ。小沢氏の場合は「秘書の行為は議員の責任」という政治倫理だけでなく、政権交代闘争の大スローガンであった「企業献金禁止」にも抵触する。

 

  小沢幹事長は新党をつくっては壊し、つくっては壊し、政党助成法による

 

 「政党交付金」を国庫に返納することなく、自分の政治団体に引き継がせている。

 

 1994年の新生党解散時には9億2千万円を「改革フォーラム21」(所在地・小沢個人事務所)に、

 

 2003年の自由党解党時の15億5千万円(うち政党助成金5億5千万円)の一部を、後年「小沢政治塾」の運営母体となる「改革国民会議」に引き継がせている。

 

  一方、「陸山会」は97年からの10年間に18件、

  計10億円もの不動産を購入し、法律上の法人格がないとの理由などから、すべて小沢氏の個人名義で登記されている。政党交付金は、リクルート事件をきっかけに「政治とカネ」の疑惑を透明にするため、国会議員5人以上の政党に頭割りの選挙費用を税金から交付するという制度である。今日では、その予算は300億円に達し、衆院で308をとった民主党には、約170億円が幹事長に委ねられている。

 

  もしも、こうした公金が不動産購入に不正使用されていれば、まさに

 業務上横領罪や背任罪の疑いも出てくる。徹底的捜査を強く望む。

 

  ≪鳩山首相の驚くべき発言≫

 その疑惑の小沢幹事長が「(秘書らの逮捕は)検察の公権力の乱用だ」と公然と非難し、「最後まで戦う」と検察に宣戦布告し、民主党大会でも鳩山総理との会談でも、「バッジをはずす」どころか「幹事長続投」を宣言したのである。

さらに驚いたのは、鳩山総理がこれを承認し、「ぜひ戦ってください」と激励したことだ。

 

  総理大臣が与党幹事長を「禊」は済んだと庇(かば)い、麾下の行政の一部である検察との戦いをけしかける−本人はその後否定したが−ことの政治的意味の重大性を鳩山総理は本当にわかっているか。

  これは暗に、いざとなれば千葉景子法務大臣に特捜部の捜査中止を命じる「指揮権発動」を仄(ほの)めかしたと誤解されかねない重大な発言だ。なぜ総理は小沢幹事長に「やましいことがないのなら、地検の任意参考人聴取にも、国会の喚問にも応じ、国民への説明責任と身の潔白を説明しなさい」と指示しなかったのだろう。

 

  同じ脛に傷を持つ総理と幹事長が一蓮托生とばかり傷をなめあっている姿は、正視に堪えない。

閣僚たちも、特にかつての全共闘の闘士たちや社民党の幹部が続投に反対せず、沈黙を守っている姿は、なんとも寂しく情けない。

議会制民主主義の黄昏である。

 

  ≪党内の政権交代こそ改革だ≫

 鳩山・小沢両氏は潔く辞職すべきだ。まず民主党は、「70%に達する小沢幹事長辞任要求、40%そこそこになった内閣支持率」の世論調査を直視せよ。そして、松下政経塾出身者28人など若手議員が、沈黙していないで「民主党内での政権交代」に向けて決起すべきだ。それが「改革」である。

 

  鳩山内閣は初めから、国益を損なう「異形の内閣」だった。

  総理は外務大臣からさえ「日米合意を守らないと『人間社会』にはいられない」と心配される「宇宙人」である。もっとも筆者は鳩山総理らを「サロン・コミュニスト」と呼ぶ。それはロシア革命前夜、豪華なサロンに集う帝政ロシア貴族のインテリ青年たちで、

 

 自らの手は汚さずに「ブ・ナロード(人民の中へ)」と叫んで革命を論じていた人々を指す。

 

  大富豪である鳩山氏は筆者も出席した新年の賀詞交換会でいきなり「派遣村」に触れ、「憲法で保障された最低限の『お暮らし』もできない人々」救済を訴えた。

  順番が違う。鳩山内閣の優先課題は「景気・基地・献金」。そうした人たちへの救済は自らが10億円くらい寄付してから語るべきだ。

 

  政権発足からわずか4カ月で「天皇の政治利用」「日米同盟弱体化」「外国人参政権」「デフレ・スパイラル」と異形内閣の数々の過誤で日本が危ない。倒閣を急ごう。(さっさ あつゆき)

 

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アローヘッド

2010/1/7() 午前 5:28

 

あけまして おめでとうございます。

 

 1月4日から東証にアローヘッドが導入され、ORIX証券を使っている私の環境では、ほぼリアルタイムで株価が更新されるようになりました。

ザラバで注文を入れますと、瞬時に約定されます。これは、素晴らしいことです。

 

アローヘッドが導入されて、リアルタイムで約定、株価更新がされるようになったということは、東証の旧システムが遅くて、現在のインターネット環境に追いついておらず、ネックであったということでしょう。

 

 約15秒遅れの昨年までだって、ありがたい環境ではありました。

しかし、板を見て注文を入れると既に「誰かに拾われた後だった」ということはよくありました。

 自分が手掛ける銘柄は225採用の普通の銘柄であり、そうした銘柄を手掛けるインターネット相場師にとってはアローヘッドの導入は大変好ましい結果になったといえます。

 

ロイターなどによる事前の報道は下記のような、ピント外れのものが多かったのですが、インターネットで相場を張ったことのない人が推測で書けばこんな風になるんでしょう。

 

 「アローヘッドの導入によって一部の個人投資家は投資スタイルの変更を余儀なくされることになりそうだ。あまりの高速取引となるために、売買情報のみに基づいて取引判断するような手法は、事実上不可能になるからだ。

  今後は相場のトレンドやバリュエーションに基づいた投資手法が主流になる見通し。一方、機関投資家にとっては、アルゴリズム取引を行いやすくなるほか、トラッキングエラーの減少などリスクが軽減されるなどメリットが多い。」

 

 高速取引=ハイ・フリークエンシー・トレーディング、フラッシュ・トレードと呼ばれるコンピュータによる高速スキャルピングも値動きの鈍い一般銘柄では機能しませんから、仮に我が国でこうした取引が活発化しても人気株を追いかけない限り、特に問題はなさそうです。

 米国の例では高速で約定できる取引所システムが導入された後、出来高が増加したようですから、東証の取引活性化が期待できます。

 

もっとも、林輝太郎先生の本で相場を学んだ人たちは、「朝の寄付を成行で注文」していますから、こうしたことは雑音でしかありません。

 

トレンドやバリュエーションに基づいた投資で儲かるなら、苦労はありませんねぇ。

 

 

 

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専門と余裕資金を持つ

2009/12/30() 午前 4:20

 

 『相場技法は驚くほど簡単で「分割売買」と「時期を待つ」ことだけである』

と林輝太郎先生は書いている。(株式成功の基礎P203)

 

  つまり、価格変動の波に、時期を見極めて、分割売買で乗ればいい 

のだが、それには相場技術の基本中の基本 『専門を持つ・銘柄を絞る』、『余裕資金を持つ』ことが必要なのである。

 

 『専門を持つ・銘柄を絞る』

  銘柄を絞って慣れていないと価格変動の波⇒相場の方向がわからない。

 時期・チャンスがきても、それが見えないから波に乗れない。

もし、乗ることができても確信が持てないから玉の維持ができない。

 

☆上達・必勝の原則は銘柄を絞ることである。(株式上達セミナーP39)

 

 

 『余裕資金を持つ』

  余裕資金として現金を持っていないと商機を掴むことができない。

だから、キャッシュを持ってチャンスを待ち、専門以外の銘柄は売買せずに我慢する。

 

 余裕資金をふんだんに持てば、精神的にも安定する。

 

☆小豆相場のプロ 立川さんの資金管理

  商品会社に預けてある資金は3000万円。

 売買は最高で30枚。資金の10分の1に過ぎない。

 

  利益金が増えて、預け金が3500万円になったら500万円引き出して、

それを生活費として、余った金は貯金する。

その貯金が20年間で7億円になったのである。(研究部会報99.9 p77)

 

  このように資金を限定して売買することは最高の危機管理であり、

 相場における資金管理の極意といえよう。

  かの山種も「儲け金は棚上げ貯金して 投機資金にしない」と言っているのである。

 

☆ 計算されたリスク。

これこそ危険に身をさらして生きるうえでの、もっとも贅沢な生き方であり、相場師が、ほかの人たちよりもはるかに富裕な生活をゆるされている理由である。(商品相場の技術p514)

 

 

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玉帖の更新

 

エクセルの玉帖に25日の売買を入力した。受渡日は12/30で今年の商内は終了。

 未決済玉だけを残して、玉帖の更新を行った。

 今年はある程度の利益は出て、投資会社の決算は黒字になった。

 

あと3日あるけど、今年は張り止め。28日以降は売買しない。

 

さて、来年はどうやって利益をだそうかなー。

 低位株買いは2005年の天井から4年経つから、来年で5年目。

ようやく、第一ルールに添った状況になってきつつある。

 FAI的売買も準備段階かもしれない。

 

ただ、林輝太郎先生の『売りのテクニック』p27によれば

 「景気の循環は10年。現物株投資は、上げ3年、休みが7年。」

 現物株投資においては、諸株がいっせいに上がる三年の期間が買って儲かる時期であり、

 後の七年は下げ相場だから、絶対に買ってはいけない時期、休む時期なのである。

 

ということだから、まだ2年早く、2012年あたりから買い始めるべきなのだろう。

やはり、基本的戦術はサヤ取りが正解だろうな。

 

 皆さん、良いお年をお迎えください。

 

 

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小沢“呆中団”600人

2009/12/24() 午前 10:36

 

 『 小沢“呆中団”600人 』

 

  やっぱり気が触れとったんか…

しかも1人や2人やない。わが選良約140人を含む約600人の民主党員がゾロゾロ「北京詣で」しとんのである。

 

チャーター便に巨大リムジン…まさか公費やないやろな。 防衛費まで仕分けして、オノレらが公費で行けるわけないからのお。

 

まるで「演歌歌手と行く何とかツアー」やないか? 特典は「コキントウ様」との握手会か。

 分かっとんの? 相手はわが国の海底資源を盗み、尖閣諸島を奪い取ろうとしている敵の首魁やで。

 

 靖国参拝から教科書の内容までケチつけ、わが国に内政干渉しよるクセに、

オノレらは反日教育に ありもしない 南京大虐殺 を国際社会にブチ上げ、

わが国の抗議なんか「内政干渉」と聞く耳持ってないムチャクチャな共産党一党独裁国家やで。

 

そんな人と、よう恥ずかしげもなく、行列作って握手しよるなあ。

 

わが国の首相が国際社会に高らかにうたい上げた通り、「核兵器廃絶」を訴えたんやろな。

 

 日本に照準合わせた中距離核ミサイル一発でも廃絶を約束させたんやろうな。

 CO2 25%削減の最大の“足引っ張り”の中国に大幅削減を約束させたんやろう? 

まあムリか…

 

これもわれらが選んだ選良や。

 日米関係より日中関係をわれらが選択したんや。

 自民党より社民党や国民新党を政権取るにふさわしいとわれらが決めたんや。

 

 小沢一郎 が「あないな傲慢な男やったとは知りませんでした」では今さら通らんで。

 

 畏れ多くも、天皇陛下を “アゴで使える” と国際社会に知らしめてもうた。

 

 中国の副主席の方が、皇室より大事なのである。

その見返りが「コキントウ」と握手してもらうことやったんやな。

 

その次は尖閣の領有権、いや沖縄本島まで差し上げて、さらには象徴天皇制まで廃止するか…。

 

 沖縄が中国領になったら米軍基地がなくなって県民は大喜びや。

その代わり人民解放軍の基地になるけどな。

あっそうか、これからは中国人に守ってもらうんやな。

 

   21.12.24産経新聞40×40宮嶋茂樹さんの痛快なコラムがありましたので保存版として記録しておきます。

   (宮嶋さんはカメラマンだそうです)

 

 

 

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ラリー・ウィリアムズのシステム売買考

2009/12/14() 午前 10:47

 

  私の推定では、先物取引している人の80%が、明確なシステム的アプローチを持っていない。

彼らは世の中の出来事や相場の動きを観察し、裁量的にポジションをとっている。それは根本的に間違っている。

   

  私は相場師とは、ほど遠い存在で、システムの運用者だと思っている。

 世の中の専門分野においてはシステマチックなやり方が存在し、相場においても同様なのである。

 私は価値ある運用システムを持っていて、その運用システムに従って売買している。

システマチックなやり方から離れれば離れるほど多くの問題が発生する。

だから、自分を相場師だと思わず、システム運用者だと思うようにしているのだ。

 

  相場において、独自のシステム売買的アプローチを手にした時点で、すでに競争相手よりも数歩先んじることになる。

 

システム売買の成績は過去に遡って調べられるから、その方法に従った場合、どの程度の利益を得られるのか、曲がりによる最悪期をしのぐには、どれだけの資金が必要なのかを見極められる。

 

 一定期間の収益合計を取引回数で割れば平均収益がわかり、収益合計を日数で割れば、1日当たりの儲けがわかるから、生活費を稼ぐためには、どれだけ売買すればよいかがわかる。

 

  さらに、独自のシステムを持てば、いつでも相場から離れて休むことができるのである。

 独自のシステムを持っていないと、儲かる銘柄とチャンスを見つけるために、常に相場に接していなければならない。

 独自のシステムを持っていれば、何の支障も感じることなく任意に3〜4週間相場を離れて休むことができる。

 戻ってきた時、独自のシステムにリンクした相場がそこにあるから、再び売買に入っていけるのだ。

 

 

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鳩山由紀夫の人間的資質を問う

2009/12/10() 午後 8:35

 

 (櫻井よしこ先生が鳩山由紀夫の偽装献金工作が

「母親から贈与された資金を脱税するためであった」と産経新聞で解説されていたので、保存版として一部を記録しておきます。)

 

  政権発足から約3カ月、徐々に明らかになったことのひとつが、首相にまつわる金銭事情のいかがわしさである。

初めは、亡くなっている人の名前を騙った個人献金の偽装疑惑だった。当初、資金は首相自身のものとされた。

 

が、次から次に暴かれた事実によって、偽装献金の原資はおよそ すべて母親の資金だったと判明した。

 

  偽装献金に使われていたのは、母親の資金のごく一部で、母からは、毎年1億8000万円が首相側に渡っていたことも明らかになった。

 資金提供は少なくとも6年間続き、現時点で判明している累計額は9億円だという。

 

  同額が首相の弟の邦夫氏にも渡っていたが、これらは2人の子供への貸し付けだと、説明されたという。気の毒に。

高齢の母上にこのようなことを言わせて。

 

  邦夫氏は8日、「最大限の贈与税を払い、私の責任のつけ方としたい」「兄と違って虚偽記載はしていない」と述べた。

邦夫氏が指摘したように、首相は、母親の資金の一部を偽装献金に回していた。偽装するくらいであるから、無論、贈与税は払っていない。

 

 明らかな脱税である。

 

  それだけでも、首相は、まともな大人としての道徳心を欠いている。政治家に要求される道徳心もない。

 

 一方で、首相はこれまで情報開示を自らの政治姿勢としてきた。加えて、他の政治家の政治資金問題に関して、

 

 「秘書の罪は国会議員の罪」

 「秘書のやったこととうそぶいて自らの責任を逃れようとしますが、とんでもない」

 

などの表現で厳しく批判してきた。ならば、少なくとも、自身の疑惑を秘書や高齢の母の責任にせず、自ら説明すべきである。

説明なしに首相の座に居続けるとしたら、首相には道徳心のみならず、恥の心もないと断ぜざるを得ない。

 

  言葉と行動のギャップが果てしなく大きい首相の言葉は、まさに鴻毛の如しである。

 

 

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プア・イングランド

2009/12/9() 午後 8:10

 

 現在の英国を「泣きっ面に蜂」と言うんでしょうなぁ。

 

つい、この間 英国の新聞・経済紙は不良債権処理・デフレに苦しむ我が国を「ジャペイン」「プア・ジャパン」と題して、こき下ろしの記事を書いていましたが、「明日は我が身」、「人を呪わば穴二つ」。

 

サププライム債券の大損の後は、ドバイへの過剰融資の焦げ付きが濃厚になり、英国主要銀行の株価は暴落。

 

サププライム危機の際も、公的資金の投入を極秘でこっそり行ったりしていたようです。

そういう銀行は潰すべきだったんじゃないんですか?

 言行不一致で実に不様ですなぁ。

 

 欲が絡むと人間のやることは皆同じで、偉そうに日本を見下していたから、英米とも日本と同じ穴に転げ落ちたのだ。

プア・アングロサクソン。

 

 再起には、十年、かかりますよ。

 

 

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月替り3本越し

2009/11/28() 午後 7:34

 

 225先物は8月末の天井から下げ続け、11月の月替り線を経過すると月替り3本越し。

 

 林輝太郎先生のいう3ヶ月区切り。その3ヶ月目にタイミングよく発生したドバイ・ショックによる大幅安が、アク抜けにつながるかもしれません。

 

また、10月末の戻り高値からも約1ヶ月経過しています。

ひょっとすると10月のような1ヶ月程度の戻りがあるかもしれません。

 

ここは一旦、様子見でもいいように感じます。

 

 新規売りは様子を見てからでも間に合うでしょう。

 

もう一つ、気になるのはNYダウと225が逆転していることです。

 過去、NYダウと225のサヤ詰まりで転機がきましたが、サヤ詰まりどころか逆ザヤになってしまっています。

どこかで修正の動きがあるような気がします。

 

 幸い自分は、ドバイ・ショックの下げで、建玉の整理が終りましたので、休養もかねて年末まで様子見で行こうと思っています。

 

 

 

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「相場の道」

2009/10/25() 午後 6:23

 相場戦略研究所の独り言

 

納得できる売買では、

 「明日もここに市場あるべし」という考え方の下に、

 出動の時期が来るまで心静かに待つことが肝要である。

 

しかし、出動すべき公益上有害な大相場の出現は

滅多にあるものではない。

 

よって、相場師としての策戦は、

 

 普段は サヤ取り商いに打ち込みながら、

 

 公益上有害な大相場の出現を待つ

以外にはないのである。

 

 相場を仕掛けるチャンスは、それほど多くはない。

たとえば柔道をしていても、敵の体が崩れないでいるときに足払いをかけても倒せるものではない。

 敵の体に隙ができたときに、はじめて技がかかるのだ。

 

 相場も同じで、2カイ3ヤリのとき買いに行けば3。売りに行けば2である。

 相場が動かないとき手を出せば歩が悪いに決まっている。

だから、狙えるところを待つのがよいのである。

 

 (松辰遺稿「相場の道」より)

 

 

亀井静香代議士の講演会

2009/10/6() 午後 4:34

 

 昨日、内外ニュース主催の亀井静香代議士の講演会に行ってきました。

まるで自分が総理大臣になったみたいに、強烈に元気いっぱいでした。(マスコミが100人ぐらい来ていて、総理大臣並の扱い。)

 

 小泉純一郎にたいする怨念は強烈で、小泉改革を批判しだすと止まりません。

 

 債務の返済猶予とか、優しさのある日本社会とか、いろんなことを言っていましたが、情緒先行で実現性はほとんどなし。

 「一律にやるつもりはない。やる気のある中小企業には返済猶予する。」ということですが、現実にどこでだれが線引きするのでしょうか。

 

 市場原理主義と小泉改革をこきおろしていましたが、資本主義社会において情緒だけで市場を重視しなかったら、国際競争に敗れて国が滅びます。

 

 景気・雇用対策をするということでしたが、具体的なプランはなさそうでした。

 管轄外ですから、しかたがありませんが・・・

 

政府が行う実行ある景気対策は今のところ公共事業以外にはありません。

 大成建設が160円台というのは、民主党政権が公共事業による景気対策をする可能性が皆無であることを明示しています。

 

そして、民主党は雇用を創出する政策・景気対策を打ち出すことができるのか?

 現在の株式市場の低迷は、その回答ではないでしょうか。

 

 

 

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同志へのメール

2009/10/1() 午後 8:48

 

9月月間高低表送ります。

 残念ながら、月間高低表の送信は今回が最後になります。

 

 研究部会報9月号によれば

「研究部会報会員には10月分から月間高低表のダウンロード機能を停止する。」とありました。

 

ようするに、月間高低表のダウンロード機能は高額の会費を取れる”データ・スリップ会員”だけの特典とする。ということのようです。そのほかにも、日足、月足表示の閲覧も今後、制限していくということです。

 

そんなことをすれば、研究部会報の会員を減らすだけなのが、解らないのでしょうか。

 

ヤフーの時系列データなとが利用できますから、月足グラフ作成には全く困りませんが、この人、いったい何を考えているのか。

 昨年の暮れあたりから、言っていることが支離滅裂になっていますから、錯乱しているのかもしれません。

 会報会員を粗末にする林“知之”投資研究所の自然消滅は時間の問題でしょう。

 

 伝統ある研究部会報も、林輝太郎先生の連載は2本になってしまい、増加した林知之の連載は屁のつっぱりにもなりません。

いい機会ですので、区切りとをつけることにし、研究部会報の購読を中止することにしました。

 

 相場の方は定石どおり、6ヶ月の上げで天井を打ったようです。

 7月の切り返しの例もあるので、わかりませんが、年内は新高値を取ってくることはないと思っています。

 今後は通常どおりの、年末年始安、5月連休前後高のアノマリー的上げ下げを繰り返すのかもしれません。

 

 

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SQ明けは下げ

2009/9/14() 午後 8:11

 

 注目していた9月SQ明けの月曜は“下げ”でした。

ひょっとしたら、225は転換点を越えたのかもしれません。

 

ロイターなどでは円高を下げの理由として揚げていますが、90円前半の円高は今日に始まったことではありません。

 

 「じゃあ、11日のSQまで、なんで高かったんだ。おかしい、じゃないか。」

と言いたくなります。

 

 225のビックプレーヤーの“臭い動き“だと誰もが感じるはず。

 9月のSQは買い煽って取った。次は売り崩して取ろうとしているのかな。

 

 奇しくも、来週の我が国はシルバーウィークの連休。

 空白の3日間で85円超の円高を仕掛けて、連休明けの225を暴落させて儲ける。

というシナリオが現実味を帯びてきました。

 

 

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塹壕戦

2009/9/2() 午後 8:07

 

8月は天井圏の高値安定。

 6月に天井を打ってしまった銘柄と、8月末に天井を更新した元気のいい銘柄間のサヤが不利に拡大したまま動かなくなってしまって久しい。

 

こうなると、状況が好転するまで、ひたすら待つしかない。

 転機はやはり下げだろうなー。

サヤ取りのサヤは6月から固まってしまい、あまり動けなくなってしまった。

だから、ブログには何も書きたくない(笑)

 

 上げ相場になってから6ヶ月が経過したが、10ヶ月上げることも多いから、塹壕に篭った長期戦になる可能性もある。

そうなると、カラ売りの乗換が忙しくなりそう。

 

 

 

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相場の同志へのメール

2009/8/1() 午前 9:10

 

7月の月間高低表 送ります。

 

 岩通、処分売りできて、よかったですね。

 早いもので、激動の7月はあっという間に過ぎていきました。

 

ざっと、低位株を見ますと、225が新高値を更新した割にはさえない。

 (400円以下の銘柄861のうち、陰線と十字は579銘柄で67%)

 

 下げている銘柄も多く、あくまで戻り相場であって、

 本格的な上げ相場ではないように感じます。

かといって、225新高値更新中につき、カラ売りもならず。

 

 225の月足グラフは5連続陽線を示現しました。

 同様の低位株も散見されます。

 FAIルール9

 「安値にきての5連続陽線は買いの準備、次の2連続陰線をみてから買い」

 5連続陽線の後、2連続陰線が出るのは2〜4ヶ月かかります。

 4ヵ月後は年末の11月。

チャンスが来るまで、買いは見送りが正解か?

 

 今年も残り5ヶ月となりました。

 後半失敗しないように慎重に相場を張ろうと思っています。

 

 

 

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NY新高値

 

NYは新高値を更新してきました。陽線新値9本目。

 意外にも約一ヶ月で下げ波動は終了してしまいました。

 「下げ確定」と言った管理人の予測は大外れに終わりました。

 

 政権交代確実で先行きが怪しい日本株は別にして、NYは上げ6ヶ月コースに突入したと考えるのが正しいのではないでしょうか。

 

さて、衆議院が解散になりました。

 麻生太郎はこの期におよんで、「消費税増税をお願いしたい」といっています。

 

まさか、これほどの愚か者とは思いませんでした。

 自民党の野党転落は確実で一人でも多くの自民党員を当選させて、

 民主党の勢力を少しでも削がなければならない立場の総理総裁が自民党候補の落選に拍車をかけるような発言をする。

 何も考えていない見下げ果てた男です。

 

 朝三暮四で、定額給付金を配り、役人が喜ぶだけのバラマキをやって、

 消費税を増税すれば、サルのように国民が喜ぶとでも思ったのでしょうか。

 日本国民は役人の言いなりになっている貴様のような馬鹿ザルじゃあない。

 

サルが碁石をぶちまけても碁とはいいませんが、

 麻生太郎が税金をばらまくと経済対策というのだから笑わせます。

 

 

 

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どうやら天井打ちか

2009/7/10() 午前 7:47

 

 相場の天底の確認には約一ヶ月を要します。

 確認した傾向がその後3ヶ月続くとしても、日柄的には残り2ヶ月しかありません。

 30%の値幅があるとして、10%逆行をもって転換と判断すれば、20%の値幅しか残っていません。

その20%の値幅の中で再び天底を探っていくことになります。

そう考えると相場で儲けるのは、とても難しいことです。

 

 7/9の225先物は陰線新値6本目をつけました。

 NYダウは7/8に陰線新値7本目をつけています。

 3/10の底から約3ヶ月経過した6/12の高値が、どうやら天井だったようです。

 罫線の形も下げ確定のように見えます。

 

いつまで下げるかは、わかりませんが、

 NYの波動は1ヶ月半程度が多いですから

少なくとも7月いっぱいは弱いのではないかと思います。

 

 7/10以降は米国企業の決算発表シーズンで、

 我が国企業の1Q決算も徐々に発表されます。

さらに解散、総選挙が秒読みに入っています。

 

そして、需給。

 7月後半から欧米投資家は、おバカンス入り。

 8月中旬は我が国の機関投資家もお盆休みのため閑散相場。

さらに8月前半は9月末ヘッジファンドの45日前の解約で売りが増え、

 9月からは、イスラムのラマダン入りで、資金流入が細ります。

 

 例年、こうした季節的要因が相場に影響を与えており、

 株は上がりにくくなりますから、新規買いは勇気がいります。

 

はたして、今年はどうなるでしょうか。

 

 

 

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六甲伝

2009/7/9() 午後 2:43

 

○相場の心得

 一.資金は三分の一

 

 二.利食いは建玉の7割に止め、残りは維持すること。

  すべて手仕舞いすると、利食いドテンする危険がある。

 

 三.相場が見込みどおりになったなら、利食いして4、50日休むこと。

  休むということは天底を見極めて時期を待つということである。122

 

 四.天井売らず 底買わず 

 

 五.大衆が西に走る時、己が東に歩いていけば、必ず利益になる。

 

○相場は年一往復

  相場は一年の間に上げ一度、下げ一度の一往復をするものである。

 上げ、下げの本流の相場の間には逆行の動きもあるが、それは相場の呼吸というもので、そうした動きに惑わされてはならない。57

 

 日々の高下に迷って、思いつきで売買すれば損をする。

 一年の内で大丈夫の商いができるのは1、2回しかないはずだから、相場が2、3ヶ月上げる、もしくは下げると見定めたうえで売買するべきである。54

 

○日柄

  相場は大きく逆行の動きをすることがあるが、日柄が十分でないときは方針を変えてはならない。120

 

 相場のアヤ的動きに惑わされず、日柄が経過するまで「売り」「買い」の方針を変更してはならない。108

 

 日柄が十分でないときは枚数を増やしてはならない。117

 

 日柄が十分で、一割以上の逆行をしたときは大概が天井・底である。111

 

 相場の高低の日柄には限度がある。天井・底から6ヶ月、日数で150日経過したときは高低の限度である。99

 

○先手の仕掛け

安値をつけ日柄も十分で相場が底打ちしたと判断し、100枚買う場合、

まず、五分の一の20枚を買う。

 一週間経過して、底打ちが確実なら、さらに20枚買う。

また一週間程度、日にちをおいて20枚買う。

 残りの40枚は上げの途中の押し目を狙って、分割で買っていく。

これを先手の仕掛けといい、失敗は少ないものである。

 

 最安値を一発必中で、まとめて買おうとすれば、

 結局、買いそびれて、高値を飛びつき買いし、その後の保ち合いで買い玉を維持できず損をしがちである。これを後手の仕掛けといい、勝利は得がたいものである。89

 

○天底観測法

 3ヶ月の日柄が経過し、高値をつけたのちに行き止まり、30日経過しても前の高値を抜けない場合は天井と見なすべきである。

 

 3ヶ月の日柄が経過し、安値をつけたのちに行き止まり、4、50日経過しても前の安値を下まわらない場合は底と見なすべきである。90

 

○追っかけ商い するべからず

 相場が大きく動くと追っかけ商いをしたくなるものだが、押し目、戻りを待たなければならない。そして、5回以上の分割売買をすること。115

 

○建玉の3割を温存する

 日柄不足の急騰、急落で利食いをする時は、建玉の内7割を利食いし、残り3割は温存すべきである。

 残らず手仕舞いしてしまうと、ついドテンして損をすることが多いものだ。

これは秘伝である。22

 

○踏み出し

踏み出しが理にかなっており、利が乗れば心理的に優位になれる。57

 

  相場は踏み出しが大切である。それが悪いときは必ず失敗するものである。

また、売買は急いではいけない。急いだ売買も失敗する。

 

 売り、買いともに仕掛けは3日待つべきで、これは秘伝である。

 

 踏み出しが大切なのは想定外の事態が起きることがあるからである。

 

 季節と米の需給を考え、日柄から天井と底との位置関係を確認して、徐々に売買すべきである。

 

 底の値段が出ない内は、何ヶ月でも見送り、思い描いていた状況がくるのを待って仕掛けるべきだ。

 

  売買を待つというのは底値、天井を見極めることである。

 

 天井と底を知れば、有利な売買ができ、損をすることがない。

 

○休み (時期を待つ)

 2円以上の高下を的にして手仕舞いし、40〜50日休むべきである。

 休むというのは天井・底値段を見るためであることを、心得なければならない。

 

 買い玉を持っていて、見込み以上に上げたときは気分が高ぶるが、早々に利食いして4,50日休むべきである。61

 

 買って入ろうと様子見をしているとき相場が上げてしまうと、逆にカラ売りすることがあるが、これは間違いである。

 

 買い遅れたと思うときは、しばらく辛抱して買い場を待つべきである。買い場は必ずあるものであるから、急いではいけない。

 

○通い

上げ相場の押しは1割上げて4分押す。下げ相場の戻りは1割下げて5分戻る。34

 

○相場の極意

  米の値段が上がるときは、産地の現物相場が上がり、生産者も先高を見込んで売り惜しむため、米相場はますます上昇する。

 市場の買い人気が強く、自分も強気になって買い注文を出したい時は、心を転じて売り注文を出すべきでなのある。

 

 大衆が西に走るときに、己が東に向かって歩いていけば、必ず利益がある。

これが相場の極意である。けっして忘れてはならない。

 

 下げ相場においては、この心得を表裏にして、現在の米の値段が天井と底のどこに位置するのかを考えたうえ、海中に飛び込む決心で買うべきである。

 必ず利益になること疑うべからず。

 

 米の値段に上げ下げはあるものの、相場の様子に転機の兆しはなく、産地の在庫は豊富で需給が悪く、買い人気がない。

 米相場は日々新安値をつけ、どこまで下げるか見当もつかない。そのため、己が売り方針であり、大衆も弱気で売り込んでいる。

このようなときは、心を転じて買いこむべきである。必ず利益になるものだ。

 

そもそも、この相場は下げるに違いないと見込むとき、己の思い込みどおりに相場が下げてくれれば、相場の世界に、なんの苦労はない。

 相場というものは、人気が下げに偏ったとき、かえって人気に反して上がるもので、人知の及ばないものである。

 上げ相場のときも心得は同じである。

 

○天井かよい相場

 上げ相場が天井値段をつけ、その日高値で行き止まり、その日のうちに反落した時、この日の高安を記憶しておくべきである。

 多くの場合、相場はこの日の高安圏内に一両日の内に戻るものである。

 

しかし、最高値を更新する力はなく、次第に下落し、再び上げる力がない時はここでカラ売りをするべきである。

 高値圏にあるときは人気が旺盛で下げ渋るものであるが、次第に有力な買い物がなくなり、一気に5、60円も棒下げすることがある。

 

そうした相場が行き過ぎたときは、産地の米価を考えたうえ、買ってみるべきである。多くの場合、戻るものである。

 

これは、天井かよい相場であり、この翌月に上げ止まったならば、決心して売り込むべきである。

これは秘伝と心得るべきである。

 

○天井行付値段

  天井行付値段というものは数ヶ月の間、高安があり、次第に上昇し5、60丁も引き上げ、

その後、上がるか下がるか判断いたしかねる足取りになるとともに毎日僅かずつではあるが上げか続き、

ぴたと上げか止まったとき、これが年中の行付天井値段と判断するべきだ。

 

 (武田惟精著 『六甲伝と二段波動理論』の六甲伝の原文を管理人が意訳した)

 

 

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時期を待て

2009/7/2() 午前 8:39

 

  「時期を待て」という、立川さんの教えを初めて読んだのは1993年の6月だから、16年前になる。(立川さんは小豆相場の成功者)

 当時、同友館の「投資の科学」という月刊誌を購読していて、その中の林輝太郎先生の連載「商品相場のやりかた」の第8回 成功の要件に書かれていた。その教えとは

 

 相場は「売り、買い、休み」といわれるが、その「休み」とは休息のことではない。

 「休み」は「時期を待つ」ことであり、投資活動の中で最も積極的な行動の一つなのだ。「時期を待つ」とは即ち、利益を上げるために辛抱強くチャンスを待つことなのである。

 

これを読んだときは「これこそ相場の必勝法だ」と感動して、「時期を待て。待てる者が残るのだ。」と書いて机の前に貼ってみたものである。

 

でも、待つのは難しい。特にFAIのように多銘柄を手掛けると難易度は高くなる。

 銘柄を少数に限定していたときは多少はできていた。

 

 「相場の必勝法は、銘柄を絞って売買の内容を高めることである。」と吉田英夫さんはいっているが、銘柄を絞ることが相場に上達するための出発点だから、時期を待てる能力を身につけるには銘柄を絞る必要がある。

 

 相場の技術は難平にしても、乗せにしても、「待つこと」が基本なのである。

もちろん、長い、短いはあるが、売買がうまい人は待てる人であることは間違いない。

 安くなるまで待って買い、高くなるのを待って売れる人が儲かる。

 

 何を基準に待つかは人それぞれだが、日柄であったり、酒田新値であったり、値幅であったりする。

 小豆相場の場合、「秋は買い、春は売り」が定石だったが、近年は株も同様の季節周期が見受けられる。

 

  林輝太郎先生の『売りのテクニック』によれば、プロは「年末年始効果」を利用して12月、1月から買い、「5月連休前後効果」を利用して連休前後にツナギを行い、その後の下げ相場を取ることにより大きな利益を上げるという。

だとすれば、プロは期節周期という年に一度のチャンスを待っているのだろう。

 

 

 

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