相場戦略研究所


 配当収入



配当収入は安定した収益という意味で、『価値ある収益』である。

FAI方式は優れた投資法だが、買った時期によっては見込みどおり値上がりせず、

引かされ玉として長持ちしなければならなくなることもある。



そこで『利回り3%以上のFAI銘柄』を保有し、債券のつもりで信用取引 代用証券と するとともに、

カラ売りによる千株ずつの売上がりで、極楽相場コストダウン を行う。

ただ、大きく取ろうという考えは捨てて、市場からいくばくかの配当金を得るという心構えで挑まねばならない。

また、投機失敗の影響が高利回り銘柄に及ばないように損切り用資金を用意し、リスクを遮断しておくこと。



(1) 極力、品渡しを避け建玉の維持に努め、FAI方式の原点=年間2倍以上の値上がりを狙う。

 ・ 2倍になったら半分を手仕舞いし、コストをゼロにする。(3倍になったらすべてを売却して利益を確保する)


(2) 配当収入によって相場で取るべき利益のハードルは低くなるのだから無理をしてはならない

(3) 1年以上保有した株のキャピタルゲイン優遇措置を活用する。(平成17年以降に売却)




☆配当収入で生活するための試算(年間生活費を240万円として計算)

(1) 3 %×0.9=2.7 %⇒240万円÷2.7 %=8888万円

(2)3.5%×0.9=3.15%⇒240万円÷3.15%=7619万円

(3) 4 %×0.9=3.6 %⇒240万円÷3.6 %=6666万円

 



相場戦略研究所