相場戦略研究所

 満玉 張るな  維持できない枚数の玉を建てるな 

恐怖心

大量の建玉をしていて、ある日突然、堪えられない程の恐怖心を憶えたときは
己の能力の限界を超えて建玉してしまった証拠であり、正気に返った証拠でもある。
翌日ただちに手仕舞いしなければならない。

病気の時、体調の悪いときに限って、大量の悪い片玉を建ててしまうものである。

そして、維持できない枚数の玉を建てたことが判るのは建玉した後なのである。


売買数量が2倍になれば 危険性は4倍になる (林 輝太郎) 

相場に秘伝ありとすれば、それは自分の資力と能力の限界を知ることである (林 輝太郎)

自分に有利なゲームに小さく賭けていれば 最終的には勝つのである (ラリーウィリアムス)   

資金的に無理な建玉は維持できない 建玉を維持できれば損をしないのである (林 輝太郎) 

人様には満玉張ってもらって、自分様は、厳に(満玉張るなの)戒律を守るのが秘訣である (鏑木 繁) 

投げの資金

投げる時の資金を用意してから相場を張れ

50万円〜100万円の損切り資金を決定し、その限度を超えたら一旦手仕舞い。

損失金額が工面できず、手仕舞いできない状況に追い込まれてはならない。


マネー・マネジメントに必要なのは勝ちを最大限に、負けを最小限にする方法だ (ラリーウィリアムス)


負けの証拠

サヤ取りで損勘定の建玉が30枚以上になったときは即ち負けなのである。

最初から10枚仕掛けるようでは、その時点で既に負けている。


窮地の夢想

窮地に陥ると、「50枚建てて、一枚当たり10万円とり戻そう」という現実的に不可能な夢想をすることが多々ある。

過去の罫線を見て都合のよい値動きを期待してはならない。


相場戒律

自ら設定した資金枠・信用枠という戒律を破ってはならない。

資金的に損切り手仕舞いできない状況に追い込まれる前に手仕舞いせよ。

壊滅的な打撃を被りさえしなければ次のチャンスがある (渡辺幹夫)  


再出発

挫折したときは、すべての建玉を手仕舞いして再出発するしかない。

負けが続いているときは
建玉数を抑えるか、何もせずに待つ。取り戻そうとする行為は致命傷になる (エド・スイコータ)






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