リバモア流投機術より

2009/5/3() 午後 8:15

 

成果は努力に比例する。

 相場の世界で成功するのは本当に努力した人だけである。

 

☆相場は事業である

相場は事業であり、ギャンブルではない。

 相場という事業を続けるには、資金を守り、致命的な損失を出さないことである。

 

 相場を張っている多くの人々のうち、すべての時間を相場に費やせる人は、ほんの一握りに過ぎない。

その他の大衆投資家の投資は行き当たりばったりの一か八かのギャンブルで、株を買ったまま放置して莫大な損失を被る。

 永久に所有するつもりで投資した優良株が、環境の変化で紙くず同然になることもある。

 

 金は証券口座にあるか銀行口座にあるかで違う意味を持つ。

 利益が出たら現金を引き出す習慣をつけるべきだ。

 引き出した金は本物の金だからだ。

 銀行口座にある金は所有感覚があり、慎重な行動を取る助けになる。

 元本を2倍にしたら儲けの半分を銀行口座に移し貯蓄に回すべきである。

 

☆売買心得

 同時に多くの銘柄に関心を持つべきではない。

 多くの銘柄を追うより、少数の銘柄を見守る方がはるかに簡単である。

 

 売買で利益を出している事実は、正しい売買を行っている証拠である。

 損が出ている場合は、間違った売買をしている証拠である。

 間違った売買から教訓を得る努力をすれば、やがて損が出る前に、

 自らの過ちに気づく変動感覚が磨かれるようになる。

 

 飛ぶ前に、よく見なければならない。

 「高すぎるように思える」からカラ売りしたり、「安すぎるように思える」から買ってはいけない。

その傾向はまだまだ続く可能性が高いのだ。

 

だから、過去の高値安値は忘れ、日柄と株価を組み合わせた手法で売買すべきである。

 重要な株価の変動は日柄によって発生するからだ。

 

 投機は価格変動を予測することだが、現実の相場の動きによって自分の予測の正しさを確認してから仕掛けるべきである。

 慌てて上げる前の安値を買っても、恐らく本格的上昇の前に利食いしてしまう。

いったん手仕舞ってしまうと買い直せなくなるものである。

 成功するためには自分なりのルール・方法を持たなくてはならない。

 

 衝動的売買を避け、分割売買をする。

 100株買う。相場が上昇したらもう100株買う。

 買い価格は前回よりも高くなければならない。

カラ売りの場合も前の売値よりも安くなければ追加の売りをしてはならない。無計画な引かされ難平は厳禁である。

 

 危険シグナルが点灯したら有無をいわずに手仕舞うこと。そうすれば不安にならず、金を守ることができる。

 危険が通り過ぎたら、いつでも相場に戻れるのだ。

 

 追証の請求があったら、いったん証券口座を閉じるべきである。

 

☆場帖

 「健康法」の本を読んだだけでは健康になれないように、

 相場師は、自ら行うべき作業を他人に委ねては儲けを手にすることはできない。

 場帖を自ら記録をすることで多くの体系的アイデアが得られる。

 

 場帖に価格を書き入れその動向を観察すると、価格が語りかけてくるようになる。

 突然、書きためた記録がある一定の形を形成しつつあるのに気づく。

そして、場帖は形成されつつある状況を明確に伝えようと、必死に訴えかけてくる。

さらに過去の記録全体をさかのぼり、同様の状況が前回起きたときには、どんな値動きをしたか、確認することを促してくる。

その値動きを注意深く分析して優れた判断が下せれば、どうすべきかわかるはずだと語りかけてくるのである。

 

 完璧ではないが、場帖の記録は将来の価格変動を予測するための土台である。

 自ら場帖をつけて記録を研究すれば、だれもが利益を上げられるはずである。p80

 

 人生の長い年月を相場に費やしてようやくわかり始めてきたことは、

株式相場において新しいことは何もなく、価格変動は過去の繰り返しであり、

銘柄によって多少異なっても相対的な価格パターンは同じだということである。

 

 「すべての値動きは単に同様の値動きの繰り返しにすぎない」、

 「過去の値動きに精通すれば、来るべき変動を正確に予測して利益を上げられる」

 

 「私も人間だから、人間の弱さを持っている」

 希望と恐怖の感情は人間の特性だが、相場に希望と恐怖を持ち込めば、恐ろしい危険に直面する。

 人間的感情が一般的投資家の最大の敵になる。

 相場において希望的観測は捨てなければならない。

 

 

 *時間的要因およびタイミングは日柄と記述した。

 

相場戦略研究所 URL http://wedscafe.jounin.jp/