ストレスと病気

2009/5/17() 午後 2:51

 

 相場においては心理的負担を避けることが大切である。

 心理的負担は小さいものであっても、長期間にわたると積もり積もって大きく育ち、ストレスとなる。

 

ストレスとは精神的な負担によってもたらされる、心身の ひずみ・ゆがみ をいう。

つまり心身の健康を損ない、正常ではなくなる。

 

ストレスにより自律神経をやられて不眠になる。

 不眠はノイローゼや鬱病という精神病につながっていく。

 胃の弱い人は胃潰瘍になる。

 免疫機能が低下するため、リューマチ、骨髄炎、ガン等、様々な病気が起こりやすい。

 

 若いうちは生気がみなぎり、心身とも元気で勢いがあるからストレスにも打ち勝つことができるが、加齢とともに対ストレス性は低下していく。

 40歳を過ぎたら気をつけるべきである。

 

ただでさえ利益を上げるのが困難な相場の世界で戦っていくのに、心身が正常でない状態(病気)では勝利は覚束ない。

 

 私は慢性骨髄炎という持病をもっていて、ストレスを受けると発病する。

 免疫疾患で薬が効かない厄介な病気である。

 会社を辞めて専業になった翌年、慢性骨髄炎が再発した。

 恐らく相場だけで食っていく心理的負担のためだったのではないか。

この頃はサヤ取りからFAIに比重を移していった頃である。

 慢性骨髄炎で約1年間苦しんだ。40度の高熱が続き死ぬかと思ったこともある。

 

やれやれ治ったと思った頃、不眠になった。断眠障害である。

 不眠を気に病む不眠ノイローゼは3年間続いた。

 多分FAIを全力でやって精神的に錯乱状態に陥ったのが原因だと思う。

ぐっすり眠れるようになったのは最近だから、不眠自体は6年間続いた。

 

 眠れないと相場がうまくいかない。相場がうまくいかないと眠れない。

 悪循環が続いた。

 

 平成21年の10月には首が異常に腫れた。びっくりして医者に行くと甲状腺の腫瘍だった。

 幸い良性で入院せずに済んだ。

 

その時々は、わずかな心理的負担であっても、累積すると大きなストレスとなって、最悪の場合、死に至る病気にかかってしまう。

 

 心理的負担を避ける相場の張り方を工夫しなければならない。

 

月足グラフの更新

2007/6/30() 午後 8:20

 

日経ビジネス7/2号に

「円安でユーロ建て日経平均は続落」欧州勢、日本株はこりごり。という記事が載っていました。

 内容は欧州勢の日本株投資は円安のため、まったく利益が出ない。だから今後も日本株を売ってくる。3月以降の日本株がさえないのは欧州勢の売り越しに起因すると。

そうかもしれない。