どうやら天井打ちか

2009/7/10() 午前 7:47

 

 相場の天底の確認には約一ヶ月を要します。

 確認した傾向がその後3ヶ月続くとしても、日柄的には残り2ヶ月しかありません。

 30%の値幅があるとして、10%逆行をもって転換と判断すれば、20%の値幅しか残っていません。

その20%の値幅の中で再び天底を探っていくことになります。

そう考えると相場で儲けるのは、とても難しいことです。

 

 7/9の225先物は陰線新値6本目をつけました。

 NYダウは7/8に陰線新値7本目をつけています。

 3/10の底から約3ヶ月経過した6/12の高値が、どうやら天井だったようです。

 罫線の形も下げ確定のように見えます。

 

いつまで下げるかは、わかりませんが、

 NYの波動は1ヶ月半程度が多いですから

少なくとも7月いっぱいは弱いのではないかと思います。

 

 7/10以降は米国企業の決算発表シーズンで、

 我が国企業の1Q決算も徐々に発表されます。

さらに解散、総選挙が秒読みに入っています。

 

そして、需給。

 7月後半から欧米投資家は、おバカンス入り。

 8月中旬は我が国の機関投資家もお盆休みのため閑散相場。

さらに8月前半は9月末ヘッジファンドの45日前の解約で売りが増え、

 9月からは、イスラムのラマダン入りで、資金流入が細ります。

 

 例年、こうした季節的要因が相場に影響を与えており、

 株は上がりにくくなりますから、新規買いは勇気がいります